遊園地 ページ29
とりあえず家に連れて帰ってきた。
車の中ずっと無言で、窓の外見てるAやった。
丸山｢ほんまに… ｣
｢散らかってる。…｣
丸山｢え？｣
｢…あたしが居ない間にまた散らかしてるじゃん。ったくほんとに… ｣
呆れたように笑い
そばにある洗濯物を畳み始める。
丸山｢ちょ… ｯ… ｣
｢隆平さ、あたしが居なきゃ何も出来ない？｣
丸山｢ん?｣
じっと見るけどこっち見てくれない。
丸山｢ん、出来へん。｣
｢そっか…｡ ｣
いや、大げさに言うたんやで？
Aがおらんて、なんもする気力ないほど退屈やねん。
今気づいたやもん。
こんなに部屋散らかってること｡
｢あ、それか、あたしが居ない間に女の子部屋に入れたとか… ？｣
丸山｢それはないで！絶対ないっ！ ｣
｢ふーん。｣
それきり無言で片付けるから、
Aの前に移動して正座した｡
丸山｢ほんまにごめんｯ！｣
｢…｣
丸山｢あの時の事黙ってて、嘘ついて… ただ、ずっとAだけ好きやったんはほんまや。｣
丸山｢ただ、一途や思われたくて咄嗟に… ｣
｢言い訳はいいよもう…｣
丸山｢言い訳やない。ただ、好きなんや！｣
ほんま頼むわって必死の顔や｡
丸山｢俺はずっとAだけは本気やったから。｣
｢ねぇ…やっぱり…間違えたのかもしれない。｣
丸山｢え？｣
｢あたし、隆平のことが好きって｡｣
やっと顔を見てくれた。
｢好きなんだよ、あたしも。本当に大好きなの。｣
丸山｢じゃぁ…｣
その時思い出した。
今からAが言おうとしてる事…
｢恋愛じゃないのかも｡｣
丸山｢何でまた… …｣
｢再会してね、
あんなに愛してくれた時、恋愛感情無かったよ。
付き合い始めたらきっと好きになれるって思ってた。｣
丸山｢…｣
｢実際好きになったのかもしれない。でも、思い出した。｣
丸山｢…大倉…？｣
｢うん。大倉君… ｡｣
丸山｢あいつｯ、… 卑怯な手ぇ使うてAの事ｯ… ｣
｢違うよ！そんなんじゃないよ大倉君は、｡
確かに泊めてもらったけど何も無いし。｣
必死で庇う彼女｡
大倉の話をする時にずっと見てた優しい目。
丸山｢ん、｡ ｣
それに対し何も言えへんかった｡
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りりん∞(プロフ) - 黒雪 アリスさん» まるちゃんのカッコ良さが伝わったのであれば嬉しいです笑 (2017年12月3日 16時) (
レス) id: bd771ac0b2 (このIDを非表示/違反報告)
黒雪 アリス - 丸ちゃん、カッコイイ。 (2017年12月3日 4時) (レス) id: 38a8dac152 (このIDを非表示/違反報告)
りりん∞(プロフ) - わいさん» 有難うございます（ ; ; ）遅いと思いますが、完結はさせたいので精一杯頑張ります (^^) (2017年10月18日 18時) (レス) id: bd771ac0b2 (このIDを非表示/違反報告)
わい - はじめまして(*^^*)楽しく読ませてもらいました！続きが気になります！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2017年10月17日 0時) (レス) id: 397f5c791b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりん∞
| 作成日時：2017年10月14日 18時
