電車 ページ28
待ち合わせのカフェ｡
この辺が… 大倉の住んでるとこ｡
なかなかええ所やなぁ。
アイツ、なにしてんの、仕事｡
Aが来るまでの時間退屈や｡
このままこぉへんとかないよな？
店の出入口から鈴の音がして
その人物は俺の前の席に腰掛ける。
大倉｢どうも。｣
丸山｢は？Aは？｣
大倉｢まずは俺と話してほしいと思って…｣
丸山｢大倉に？｣
大倉｢あるやろ？俺に言いたい事山ほどあるはずやん？｣
何を言うてもええで。って顔して、
涼しい顔して…
ほんま、… どうしようもできへんくらい自分の惨めさが既に出とる。
丸山｢ｯ … 俺、好きなんや。｣
大倉｢ん。｣
丸山｢大倉なんかより、、絶対俺の方が先に好きになってて、ずっと好きやってん。｣
じっと俺だけ見つめるだけでなんも言わない。
丸山｢このままアイツが隣におるならええと思ってる。他は要らん。｣
大倉｢… うん、… 俺もな、｣
怖いねん。
怖くて足が震える。
情けないわ…
大倉｢Aが好きなんよ。1度別れたけど理由なんかあらへん。自然消滅やってん。｣
大倉｢弱っとるとこ奪うつもりやないけど、ごめん。… 欲しいわ。｣
丸山｢人のモン取るとかタチ悪いな… ｣
そつ呟いただけやのに、
ギラっと目線がきつくなった。
大倉｢それ… 自分ちゃう？｣
丸山｢は？｣
大倉｢知ってんで？｣
まさか…っ…
大倉｢抱いた？…笑 ｣
フッて笑う顔すらほんまもんのイケメンやな
不意におもた。
怖いわ…
こいつ…｡
大倉｢まぁ過去のこと今更問い詰めたってしょうもあらへんから、余計なこと言わんけど｡｣
余裕あって俺より冷静で
いつでも大人や｡
ふざけてるだけの俺とちゃう。
大倉｢自分、そんなんやから嫌われてしもて可哀想やな。｣
丸山｢?!｣
大倉｢自業自得言うねん。｣
自業自得……
大倉｢女はな？嫉妬深いって知ってんねやろ？｣
丸山｢ｯ … ｡ ｣
大倉｢まぁ、 ほんまに 丸の事も好きやったんやと思うで。｣
今更そんなん言わんでええねん。
大倉｢じゃなきゃ、嫉妬して出てくなんてないやろ？笑｣
爽やかに笑う大倉がイラつく
丸山｢頼むわ。｣
大倉｢え？｣
丸山｢Aに会わせてほしいねん。｣
大倉｢… ｣
ぎこちなさそうに笑う彼を見て、また不安が募る。
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りりん∞(プロフ) - 黒雪 アリスさん» まるちゃんのカッコ良さが伝わったのであれば嬉しいです笑 (2017年12月3日 16時) (
レス) id: bd771ac0b2 (このIDを非表示/違反報告)
黒雪 アリス - 丸ちゃん、カッコイイ。 (2017年12月3日 4時) (レス) id: 38a8dac152 (このIDを非表示/違反報告)
りりん∞(プロフ) - わいさん» 有難うございます（ ; ; ）遅いと思いますが、完結はさせたいので精一杯頑張ります (^^) (2017年10月18日 18時) (レス) id: bd771ac0b2 (このIDを非表示/違反報告)
わい - はじめまして(*^^*)楽しく読ませてもらいました！続きが気になります！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2017年10月17日 0時) (レス) id: 397f5c791b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりん∞
| 作成日時：2017年10月14日 18時
