33話 ページ35
『…(それにしても…)』
どうしようか……と一応一般人に見せるため怯えるような反応をしながらも、蘭チュァンを助けるために一生懸命頭を働かせている。
俺が一人で突っ込んで距離を詰めても一瞬で気づかれて手に持っている小型銃で蘭チュァンを1発バーンで終わりだ…
『チッ…(一瞬でもいい…犯人の気を紛らわせることが起これば…ッ…)』
目だけをキョロキョロさせ、周りで起こりそうなことを見ていく、しかし、周りはほとんど野次馬で特に変化も起こりそうにない…
(バァンッ!!!
考えてた途端に一つの銃声が聞こえ、瞬時に犯人の顔を見る、だが、犯人も驚いた顔をしていたため、俺は確信をして猛ダッシュで犯人に詰め寄る
「!クソがッ!!!」
犯人が俺に気づき俺に銃を向けて来たが
『甘ぇよ…ガキが』
脚を思い切り上に振り上げてギリギリ犯人の手を蹴り、犯人の クッ…!!という小さな声とともに小型銃が宙を舞い、体制を立て直した俺の手元に落ちてきた
『「チェックメイト」』
俺以外にもう一人の声が聞こえたが、今は気にせず、そのままニヤッとしながらその銃を犯人に向けると、諦めたのか蘭チュァンを降ろし、警察に捕まった
「うっ…うぁ…お兄さん…うぁぁぁ…ご こわがっだ……!!!!!」
『よしよし…ごめんな、怖い体験したな…』
初対面なのに俺に抱きついてきた蘭チュァンに少し驚きながらもそれだけ怖かったんだと理解して
素直に蘭チュァンを優しく抱きしめて頭を撫でる。
「蘭!!」
「蘭君!」
『!ほら、知り合いが来たよ』
認めたくない現実に目をそらし、平然を保ちながら蘭チュァンを送り出せば笑顔で うん!! と言ってその人達に駆け寄った、
『(よかった…)』
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アル(プロフ) - すごく面白いです!!!でも、社長....?長官とかの方がいいような気もします...こだわりがあるなら野暮なことを言ってしまい申し訳ありません。 (2022年5月31日 10時) (レス) @page33 id: e8ce38b0a5 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 12話、15話、30話に所々間違っている単語や文章があるので読み返した方が良いかと思います。 (2022年5月12日 8時) (レス) id: 74926b0004 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ(プロフ) - どうしてもヒロの名前が違うのが気になっちゃいます!何か意図があるのでしょうか? (2022年4月23日 23時) (レス) @page30 id: b8d24eb3bf (このIDを非表示/違反報告)
ちか - 少し気になったんですけど、スコッチの名前は諸伏景光じゃないんですか? (2022年4月17日 0時) (レス) @page15 id: b70e31d3fd (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の助(プロフ) - 瑠那さん» すみません!! こちらの間違いで、違う名前になっておりました...!! すぐに直します!! ご指摘ありがとうございました! (2018年6月18日 12時) (レス) id: b73546fad6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鷺の助 x他1人 | 作成日時:2017年12月2日 9時