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25話 ページ27

赤「A」


『んー?』



赤「…俺のライフルは使いやすかったか?」


『まぁな、今まで使ってきたどのライフルよりも使いやすかったよ』



そろそろ太陽が沈んできているこの時間に、射撃場を後にした俺達は一番最初に会った噴水の所にまで戻る所で、戻る間も会話が途切れなかった。


もうすぐ噴水につく頃で、次が最後の話題かなーとか思っていて、何話そうか迷っていたら、赤井さんがやけに真剣な顔で俺の顔を覗き込んできたため、少なからず驚いてその場に止まった。



赤「…なら、俺のライフルをお前に預ける」



『…ん"?(困惑)』



今まで横に並んでいた赤井さんが止まった俺の正面に立ち、ライフルが入ってるギターケースを俺に差し出した。



『ち、ちょっと待て?』


赤「待つのはいいが、時間が無いぞ」


『いや分かってる』



いや急な展開についていけないだけなんだ、真面目に急展開過ぎて脳が追いつかない((

なんか展開が棒海賊漫画の最初の麦わら帽子預けるシーンみたいになってるけど、待ってついていけない


赤「一応説明しておこう、やると言ってない "預ける" と言ったんだ」



『…次に会った時まで、俺が持っとけ…か?』


赤「次に…じゃないな、俺がお前にも最高のライフルを見つけた時にそいつを返してもらう…俺の相棒だ」



アニメや漫画、勿論今日一緒に過ごした中で、一番赤井さんが真剣な顔で、そして揺るぎないという意志を持った目で見てきた為俺の頭の中から断るという選択肢がなくなって、気がつけば頷いていた


赤井さんは俺が頷いたのを見ると少なからず微笑んでまたそう距離がない噴水までの道のりを歩き出した。



俺は赤井さんから受け取ったライフルが入ったギターケースを肩にかけ、また赤井さんの横に並ぶ。






ほぼ完全に沈みかけている太陽は、今日最後の主張をするように顔を合わせながら笑っている二人の影を作って今日の役目を終えた___

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アル(プロフ) - すごく面白いです!!!でも、社長....?長官とかの方がいいような気もします...こだわりがあるなら野暮なことを言ってしまい申し訳ありません。 (2022年5月31日 10時) (レス) @page33 id: e8ce38b0a5 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 12話、15話、30話に所々間違っている単語や文章があるので読み返した方が良いかと思います。 (2022年5月12日 8時) (レス) id: 74926b0004 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ(プロフ) - どうしてもヒロの名前が違うのが気になっちゃいます!何か意図があるのでしょうか? (2022年4月23日 23時) (レス) @page30 id: b8d24eb3bf (このIDを非表示/違反報告)
ちか - 少し気になったんですけど、スコッチの名前は諸伏景光じゃないんですか? (2022年4月17日 0時) (レス) @page15 id: b70e31d3fd (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の助(プロフ) - 瑠那さん» すみません!! こちらの間違いで、違う名前になっておりました...!! すぐに直します!! ご指摘ありがとうございました! (2018年6月18日 12時) (レス) id: b73546fad6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱鷺の助 x他1人 | 作成日時:2017年12月2日 9時

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