来世で憧れの警察官になったのはいいんだが...【男主】

19話 ページ21

いつも以上に母さんの顔は本気で、きっと本当に父さんのこれからの仕事が忙しくなるって言ってるんだと思う。




俺だってできれば母さんと父さんと一緒にいたい…でも





『俺は…日本にいるよ』




母さんと少し離れて幸人さんにちょっかいを出してた父さんも真剣な顔で俺の方を見ていた
父さんのその豹変に幸人さんも少なからず驚いているようだった。




「…理由を聞いてもいいかしら？」



『…俺が居るべき場所は日本だと思う…
勿論母さん達とも一緒にいたい…でもさ』



前はアニメの中のキャラクターで俺の推し……それしか考えれなかった…





でも…今は違うんだ




今俺がここで生きている中で…あいつらはもう推しとかそういうんじゃない…大切な親友なんだ




『あいつらと一緒に警察官になりたい…





日本を守りたいんだ』






そう言えば、納得したようにどこか嬉しそうに微笑んで「分かったわ」と言ってくれた



とりあえずアメリカにいるのは1ヶ月間
あって欲しい人がいるというのは明後日に会うことになった


最後まで父さんは煩かったけど、母さんに夜中だからやめなさい！の一言で静まった
顔が(´･ω･`)だったけど



とりあえずその日はそこで話は打ち切りになって幸人さんに寝室まで連れてってもらいそこで寝た






(本当…いい子に育ったわね)
(そうだなぁ…
一緒に暮らしたかったけど(´･ω･`))
(いい加減、その親バカ直さないと怒るわよ)
(ｱ､ﾊｲｯ)

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