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近藤「学生の気持ちが分かっているのは誰だ！
DABA SCHOOL LIFE プレゼン対決〜！！」
「「「イエーイ！！」」」
いよいよ収録がスタートした。
今回の進行役は近藤さんで、教室のセットの中で
DABAの皆さんが1人ずつ教壇に立ちプレゼンを始めた。
授業内容の話、校内行事の話、恋愛事情の話。
様々なプレゼンは発表されていき、あっという間に
時間が過ぎていった。
途中コメントを求められたりもしたが、DABAの皆さんが
上手くフォローして下さり、収録は滞りなく進んだ。
心配していたが、黒崎さんからは席が遠かったため
今の所何もされてはいなかった。
スタッフ「はい！お疲れ様でーす！
今から30分休憩入りまーすっ」
『僕、お手洗い行ってきます』
福山「うん、分かった(^^)」
菅沼「いってらっしゃーい！」
私は皆さんがいるスタジオを出て、
1人、お手洗いへ向かった。
・
・
(今日は、何も無いのかもしれないな..
席も遠いから、ほとんどお話し出来ないし。
間にはDABAの皆さんがいてくれるし)
手を洗いながら、今日の収録は何とか
やれそうだと少し気を楽にした。
トイレからスタジオへ戻ろうと、スリッパから
衣装靴の校内上履きに履き替えた。
『っっい”っっつ』
右足裏に、ザクリと何かが刺さったような
感覚にみまわれ、あわてて上履きを脱いだ。
『！！！これ...』
脱いだ上履きの中には、大きな画鋲が
ゴロゴロと入っており、いくつかが足裏に
深く刺さってしまっていた。
(...まさか..こんな)
こんな事まで想定していなかった私は、
驚きのあまり一瞬思考が停止しそうになった。
しかし時計を見ると、収録再開まであと10分弱しか
ない事に気づき、どうすればいいのか必死に考えた。
(仕方ない...)
私は痛みを必死に堪え、刺さった画鋲を引き抜き
ゴミ箱へ捨てて、再度トイレの個室に入った。
刺さった画鋲の数と深さが思ったよりも酷く、
ダラダラと血が流れ出していた。
私は応急処置として、自分で持っていたハンカチを
包帯のように細く裂き、自分の右足を出来るだけ
キツく縛り上げた。
(収録中だけ、もって...)
私は痛む右足を無理矢理上履きに押し込んで、
トイレを出てスタジオへ戻った。
(っ、普通に歩こうとするとやっぱり..
思ったより痛い...)
・
・
黒崎「っふ、やっぱバカだな。あいつ」
必死にスタジオまでの道のりを歩いていく
私の姿を、黒崎さんは廊下の影から嘲笑っていた。
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かるく(プロフ) - Shimaさん» こちらこそありがとうございました！Shima様々です本当に感謝でしかありません^ ^ (2017年2月26日 0時) (
レス) id: 648613ca5f (このIDを非表示/違反報告)
Shima(プロフ) - かるくさん» コメントありがとうございます(^ ^)どのようなタイミングでも、こうして感想やご指摘を送っていただけることはとても嬉しいですし、励みになっています！ありがとうございます！ (2017年2月24日 7時) (レス) id: da5ff44bdc (このIDを非表示/違反報告)
かるく(プロフ) - 読むのも感想も遅過ぎて申し訳ありません。 (2017年2月24日 3時) (レス) id: 648613ca5f (このIDを非表示/違反報告)
かるく(プロフ) - この作品で感動して泣いてしまいました。改めて人間の良さについて考えましたよ、このような素敵な作品を生み出して下さり感謝しております。これからも無理の無いように活動頑張って下さい。 (2017年2月24日 3時) (レス) id: 648613ca5f (このIDを非表示/違反報告)
Shima(プロフ) - みーさん» ご感想ありがとうございます！次作も宜しくお願いします(^ ^)！ (2016年7月6日 7時) (レス) id: da5ff44bdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shima | 作成日時：2016年5月2日 11時
