惚 れ た ら 負 け 。((緑))

No.4 ページ4

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吉「 あっ 、ほんまや 、この前のプリント出しに来たん ？ 」


「 … あ 、はい 」




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驚きすぎて 、若干放心状態のまま吉野先生にプリントを差し出す




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吉野先生はサッと私のプリントに目を通したあと




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吉「 … うんできてるな 、ほんならお疲れー 」




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と言って 、プリントをヒラヒラと振った




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「 さようなら 、」




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… さ 、帰ろう




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そう思って 、回れ右をした瞬間 、




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草「 お疲れ様でーす 」




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草川くんも 、私と一緒に回れ右をして帰ろうとする




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吉「 ちょ 、草川はまだ終わってへん ！ 」


草「 … バレたか 」




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… うん 、まあそうなるわな

いくら吉野先生でも 、そこまでアホじゃないよ (失礼)




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よし 、気を取り直して 、




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吉「 なあ聞いてや ？草川全然提出物出さへんねん 」




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「 え … 」




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こ 、これは話聞かなきゃいけない感じですか ？

ていうか知ってます 、はい
一部始終見てました 、はい




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吉「 しかも態度も悪いしな ？ ほんまに問題児やわー 」


草「 吉野先生の前だけだよ 」


吉「 なんやて ？！ 」


「 … ふっ 、」


吉「 あ 、今笑ったやろ ？！ 」




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2人の会話を聞いていたらもう我慢できなくて 、

笑うのをずっと我慢していたのにとうとう笑ってしまった




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