惚 れ た ら 負 け 。((緑))

No.30 ページ30

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レ「 体育終わったー 」


「 お疲れ様 」


レ「 ありがと 、もうお腹空きすぎてやばいわ 」




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体育も終わってお昼休み

… だけど 、まだ足は痛い




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まあ確かに転んでから30分くらいしか経ってないし 、当然といえば当然なんだけど

でもこれが結構痛くて
帰ったら病院行こうかな …




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レ「 A 、どうしたの ？ 早くお弁当食べよ 」


「 あ 、うん ！ 」




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そんなことを考えているともう教室に着いていた

私はレナちゃんの後を追い 、お弁当を広げる




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レ「 それにしてもさ 、足は大丈夫なの ？ 」


「 え 、あー … 大丈夫 、だよ 」


レ「 本当に ？ 」


「 ほ 、ほんと ！ 」





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早くもレナちゃんにバレそうなんですがこれは …

いやほんとに大丈夫だから ！
バレないでくれ ！




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レ「 … そ 、まあ無理しはしないでね 。痛くなったら保健室か病院行くだよ 」


「 … うん 」




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… レナちゃんの良心に心が痛む

でもやっぱり 、保健室に行くまでのことじゃないとも思ってしまう




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心の中で苦笑いをしつつもお弁当を食べようとしたら 、




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草「 A 、」




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「 え 、」


レ「 … 草川くんだ 」




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… なんで ？

いや 、単純に訳がわからない




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… ああ 、またみんなの視線が突き刺さる

来ないでって言ったはずなんだけどな … まあ草川くんがそれを守ってくれるとも思ってはいなかったけど




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… でも今会ったら 、草川くんに足のことがバレそうで怖い




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だけどそんな私の気持ちはお構いなく 、草川くんはどんどん私に近付いてきた




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