惚 れ た ら 負 け 。((緑))

No.13 ページ13

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草川くんの提案で 、やってきましたゲームセンター




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「 … でもなんでゲームセンター ？ 」


草「 … なんとなく 」


「 … 」




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いや私ほんと呼ばれ損だな

もうやだどこまでもノープランじゃねえか




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… それにしても 、こんな大きいゲームセンターに来たのは久しぶり

草川くんは 、よく行ってそうだけど




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草「 せっかく来たしとりあえず何か遊ぶ ？ 」




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正直 、草川くんにハメられた気がしなくもないけど

こんなにたくさんのゲーム機を見ると遊びたくなってきた …




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「 … うん 、そうだね 」


草「 よし 、決まりな 」




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草川くんのその言葉を合図に 、私たちは奥へと進む




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「 っすみません 、！ 」




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だけど放課後時間とだけあってか 、人が結構いる

ゆえに 、少し進むと結構誰かにぶつかり結構謝ってる状態




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そんな私とは裏腹に 、草川くんはズンズンと前へ進んでいく




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すご …
どうなってんのあの肩

サッカー部だからぶつかっても押し返すくらいの勢いのかな …




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なんて思ってるうちに私と草川くんの距離はどんどん離れていく

草川くんの背中は小さくて 、もう何メートルの距離があるんだろ ？




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「 あ … ごめんなさい 、！ 」




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なんて考えていたらまたぶつかっちゃうし

追いつきたくても追いつけなくて
もう 、埒があかない




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