惚 れ た ら 負 け 。((緑))

No.1 ページ1

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草「 あ 、A 」




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「 … どーも 」




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最近 、なぜか隣の隣のクラスの草川くんによく絡まれる




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草川くんはみんなの中心にいる人気者で 、私はふっつーに学校生活を送っているふっつーな人




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普通すぎるけど 、それが1番

そんな私の日常に 、普通じゃない草川くんがズカズカと突然入ってきた




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草「 なに ？ なんか硬くね ？ 笑 」


「 そう ？ 」


草「 … 笑った顔の方がいいと思うんだけど 」




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… そ 、そそそそりゃあ硬くもなりますって ！

あ 、あなたが真顔でそういうことを言うからでしょ ！！！




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「 … そ 、そりゃあどうも 」





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でもこれは 、草川くんの通常運転

何回もからかわれてるのに全然慣れない … ！




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もー 、ドキドキするっていうか緊張するっていうか …

ほんとにやめてほしい




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だけどそれを悟られないために 、口調だけは平然を装ってる 、つもり




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草「 やっぱAの反応おもしれー 笑 」




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… だけど 、草川くんからしたらこれに意味なんてないんだ

“ 面白いから ” ただそれだけで 、私で遊んでる




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