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分岐点32 ページ33

『仕事中に寝てしまい、すみません。』

私は、起き上がり自分の椅子に座った。

陣「Aは昨日よく頑張ったから寝ろ寝ろ。」

志「寝る子は育つ。」

『バカ。』

いつものような雰囲気に漸く戻った。

さっきのことは内密に、そう目でA以外に訴えた。

桔「さてと、Aが起きたところで私もそろそろ行かなきゃなの。」

『悪い。』

伊「え?隊長どこ行くんですか。

今夜飲みいきませんかって誘うつもりだったんですけど」

志「は?」

陣「え?」

伊「4機捜の親睦会。」

桔「パス。」

伊「えっ?」

桔「皆で行ってきて。

私これからデート。」

『私もデートしに行く。』

「「「「え」」」」

『冗談。』

その言葉に3人は安堵の息を漏らした。

桔梗は恐ろしい目を三人に向けた。

桔「お先。」

陣「お疲れさん。」

桔「お疲れ様。」

志「お疲れ様です。」

九「お疲れ様でした。」

桔梗さんは、退勤した。

伊「あんな堂々とキャッキャうふふ。」

志「だから、キャッキャうふふじゃない。」

伊「いや、うふふだろ?

彼氏とデートなんだから。」

志摩さんは、ため息をついた。

志「だから。」

陣「子供、桔梗の子供。」

伊「え?」

志「息子がいるんだよ。

まだ小さい。」

陣馬さんと九重さんは引き継ぎに行き、3人だけになった。

伊「隊長に子供がいるって知ってたら、志摩ちゃんが隊長にうふふだなんて誤解しなかったのになー。」

志「へぇー。」

伊「あっ、伊吹の勘は当てにならないと思ったでしょ?」

志「べつに。」

陣「終わった終わった。」

引き継ぎに行っていた九重さんと陣馬さんが戻ってきた。

伊「おつかっれす。」

志「お疲れ様です。」

陣「飲み行くか。」

伊「いいっすね。」

志「おー、久しぶり。」

九「自分はパスで。」

陣「え?」

九「仕事じゃありませんよね。」

陣「行くべ。

Aも行くべ。

たまには、お父さんに付き合ってくれてもバチは当たらないぞ。」

私たちは、帰り支度をし、九重さんは、資料の整理を始めた。

陣「宜しくね。」

志「宜しく。」

伊「じゃあね。

お疲れ〜」

『お先。』

九「お疲れ様です。」

九重さんの資料から、何かが落ちるような音がしたため、とっさに振り返り取った。

九「ありがとうございます。」

そう言って、九重さんに銀の球を渡した。

この時、なんだか九重さんは、浮かない顔をしていた様な気がした

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作者名:九十九 | 作成日時:2020年9月13日 17時

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