元SPは機動捜査隊３【MIU404】

マイちゃんと水森 ページ25

志「マイちゃんが好きなのが水森ならやっぱり犯人は水森かもしれない。

彼女なら口を割らないと考えた。」

伊「マイちゃんの気持ちを利用して強盗したんだったら相当なクズだな。」

志「クズなんだろ？」

『クズですね。』

伊吹「え？クズぅ？」

『なんでそこで疑問形ですか？』

伊吹「え？クズなのか？

マイちゃんが惚れた男がクズ？クズなのかぁ？

もしだよ？

もしマイちゃんがこれで俺に惚れたとする。

そしたら俺も自ずとクズになる！？」

『伊吹さんは、クズじゃありませんよ。』

志「水森が近隣でコンビニ強盗が起きたことを知って模倣を思いついた。

同時多発的に強盗が入れば目立たない。

だからSNSに強盗を誘引する書き込みをした。」

伊「超ウルトラハイパー意地悪な推理。」

志「お前と違って俺は刑事に向いている」

伊「ふんっ、警察の犬め！」

志「ポリ丸くんに失礼っ！

このカタツムリめっ！」

伊「俺カタツムリじゃねぇーよ！

俺脚はやいもん！」

志「知ってるよ。」

これ、収集つかないですね。

『わんっ！』

志「いきなりどうした、A

ついに壊れたか

伊吹、お前のせいだ。」

伊「え？かわいいから良くない？」

『とにかく、もし志摩さんのいうとおり、水森さんがそんな風に犯行をしたのであれば許せません！』

伊「まぁでもさ、水森殴っていい？」

志「殴るな。逮捕しろ」

『暴力は駄目です。』

伊「だってぇ。マイちゃんコンビニクビになって、学費払えなくなるかもしれないんだぞ？

そしたら退学、退学したら強制送還。

帰っても月収3万じゃあ100万円の借金は返せない。

向こうの、家と畑は抵当に入れてるから、一家遺産バラバラ..」

志「無理ゲーだな。

ゲーム設計したやつの顔が見たい。」

志摩がそう言うと伊吹は勢いよく後ろを振り向く

今後→←忠犬ハチ公

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