マイちゃん ページ22
お店に入るとマイちゃんが入り口の近くに座っていた。
私はいち早くマイちゃんの元に来ていた。
そしてマイちゃんは私を見つめると私を席に座らせた後すぐに抱きつき、我慢していたものをいっきに吐き出すように泣き叫んだ
マ「ありえないっ、ひどいよ。
みんなウソつきっ!!
このセカイが大嫌い!
この世界が大嫌い!!わー。
みんないじわるっ!
もうや!!!」
『マイちゃん』
マ「んっ...
ねぇ、Aは、外国のヒトキライ?」
『ううん、好き、大好き。
私は、マイちゃんのことも大好き。
色んな人と友達になりたいな。』
マ「でも、Aがスキでもほかのニホンジン、ガイコクのヒトキライッ
ニホンジン何故ガイコクの人嫌い?
ワタシたち、ハタラキにきた。
ニホンジン、はたらくヒトいないっ
ハタラクワタシたちにニンズウあてるッ
ベトナム、ニホンのカデンたくさん、ニホンのカイシャたくさん!
キレイ、かっこいい!
みんなニホンいきたいっドリーム!!
デモ、ニホンはワタシたちイラナイッ!!
ホシイのは、モンクいわない、オカネかからない、ハタラクロボット...!!」
マイちゃんは一つ言い切るとお酒を口に含む。
涙を流しながら吐き出した思い、私はその言葉に黙って聞いておくしか出来なかった。
マイちゃんはお酒を飲むと、最後にさっきより涙を流しながら一言言った
「ッ...ニホンきらいッ、なりたくなかったっ」
私は、マイちゃんを抱き締めた。
マ「A、どしたの?
A」
『ごめんねッ、ごめん。』
私の目も、涙目になってた。
マ「A、ワルイコトしてない、アヤマラナイで?」
『マイちゃんの言う通り、ロボットにされた何十万の人たちが救われるわけじゃないけどさッ、
ただの自己満足だけど、言わせてッ
ごめんねっ、マイちゃん
失望させてッ、夢を奪ってしまって、憧れと逆の国で!
ごめんねッ、ごめんね』
私はマイちゃんにそう言われ、ただ黙って抱きしめた
丁度その時志摩さんと伊吹さんが来た。
「いらっしゃい。」
伊「あ、マイちゃんAちゃん!」
志「A」
『「あ、伊吹さん、志摩さん』
マ「おそいっ!ヨばれたらすぐくる!
ニホンのおとこオソい!キがキかない!ダメッ!!」
伊「ごめん」
志「すみません。」
あのあとマイちゃんは2人も呼んだ。
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イマツギ(プロフ) - 早く続きが見たいですね!更新頑張ってください!応援しています。 (2020年9月12日 21時) (レス) id: e522761e6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九十九 | 作成日時:2020年9月5日 0時