聞き込み2 ページ17
伊吹さんからも、同意を得たところで志摩さんが戻ってきた。
志「九重から。」
伊「なんて。」
『どうしたんです?』
志「ナムにはアリバイがあった。
9日の深夜、弁当向上で働いてた。」
伊「よし、これでマイちゃんに強盗の共犯説消えた。」
志「消えてない。」
伊「なんで。」
志「他に強盗のお友達がいるかもしれない。」
『マイちゃんは、やってませんよ。』
3人でメロンパン号に乗ってマイちゃんを待つと、数分してマイちゃんが校舎から出てきた。
『マイちゃん、勉強お疲れ様。』
マ「ありがとう。
二人もいる。ついてくる!?いらない!!
Aだけでいい!」
マイちゃんは、嫌そうに志摩さんと伊吹さんのことを見た。
志「仕事なんだ。ごめん。」
伊「ごめんね。気にしなくていいからねー。
大丈夫大丈夫ー。
大丈夫だよ。」
マイちゃんは少し嫌そうな顔を二人に向ける一方、Aに手を降って自転車を漕いで何処かに向かっていった。
伊「すげぇ脚力」
『すごいですね。
マイちゃんは何処に向かってるんでしょう?』
志「確かに。こっちはアパートじゃない」
伊「コンビニじゃない?」
『今日はシフト入ってませんね』
伊「男だ。
男なのか。」
そうマイちゃんを見続けると、一つのお店に入っていった。
伊「飯かな?」
中に入っていくマイちゃんを見ていると、奥からエプロンを着て接客をやっているところが見えた。
志「バイトの掛け持ち」
伊「タフだなぁ」
『頑張りますね。』
志「コンビニだけで週27時間...」
伊「あ?」
志「留学生が働いて良いのは週28時間まで」
私は頑張りすぎるマイちゃんを不安な目を向けた
その後もマイちゃんの行動を見張るも、バイトが終わると次のバイト先へ向かった。
しかも運送会社だった。
志「トリプルワーク。」
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イマツギ(プロフ) - 早く続きが見たいですね!更新頑張ってください!応援しています。 (2020年9月12日 21時) (レス) id: e522761e6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九十九 | 作成日時:2020年9月5日 0時