元SPは機動捜査隊３【MIU404】 (ページ10)

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コンビニ２ページ10

『嬉しい。ありがとう。

私も大好き。

マイちゃん友達。』

マ「うんっ、友達。

あ、ネエネエA」

『どうしたの？』

マ「A、あの二人でどっちすき？」

今まで口論していた伊吹さんと志摩さんが急に静かになった。

『ちょっとだけ待ってね。』

私はマイちゃんにそう言うと無線のスイッチを切った。

「それでっ？どっちスキ？

イブキ？シマ？

あ、それともほかのヒト？」

『私その人達みんな好きだよ。

もちろんマイちゃんのこともね。』

私は、笑顔でそう言うと、マイちゃんは少し考え、

「Aよくばりっ。

でもＧＯＯＤ！」

と親指を立てた

ーーーー
陣「あ、嬢ちゃん無線切ったな。

残念だな。

せっかく面白いものが聞けそうだったのになぁ

なあお前ら」

伊「めッッッちゃｯ気になった！！」

志「うるさい、張り込み中だ。

声抑えろ」

伊「否定しない辺り、志摩も気になったんだ。」

陣「九重？」

九「いえ、私には関係ないので、」

伊「え〜、ちょっと気になってたりするんでしょ」

九「しません。

一緒にしないで下さい。」

志「おい伊吹見張り続けるぞ」

陣「おう、頼んだ。

嬢ちゃんからはそんな話し聞かないからちょっと気になるな」

九重は少し難しい顔をしてコンビニの見張りを続けた

『お二人とも』

マ「けんかだめっ。」

伊「喧嘩してないよ、ごめんね。」

マ「強盗くる？」

伊「いや、それがまだ分かんないんだよね。」

志「このあたりの店が順番に狙われてる」

伊「うん。

あ、マイちゃん。

帰り道心配だから送っていこうか？」

志「公私混同、仕事中！」

伊「警察官として、俺はマイちゃんの安全を守る。」

志「お前の方が危ないだろ。」

『私行こうか？』

志「Aまで！」

マ「伊吹。私好きな男いる。」

『え？』

マ「いい人、素敵！

Aにも会わせたい！

伊吹、いらないっ！」

『逢ってみたい！』

伊吹先輩を見ると苦笑していた。

志摩さんは嬉しそうだった。

志「伊吹いらないって。」

伊「マイちゃん…まだ君は俺の魅力に気づいていない」

志「え、粘るの。」

『流石ですね。』

伊「これから俺の魅力を…」

マ「バイバーイ」

伊「バイバーイ。」

志「うっわぁ…」

伊「手強いぜ。」

志「俺はお前の自信が怖い。」

『本当に。』

伊「自信はない。

だが、飛び込まないとチャンスもない。」