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わいせつ犯2 ページ23

『真木ちゃん早く逃げて。

逃げろ。』

できるだけ、速く逃げて貰うために圧をかけながら、真木ちゃんに言った。

真木ちゃんは、鞄を持って、皆の方へ走って行った。

良かった。

『九時三十六汾現行犯逮ッ。』

さっきまでと立場が逆転してしまった。

熱によって、いつもより力が入らず、緩んだ隙に、男がもう1つ隠し持ってたスタンガンを首元に当てられてしまった。

そして、そのまま電流が流れ続け、私は意識を手放した。

ーーー

真木さんは、さっき虚偽通報をした公衆電話に行った。

真「助けて。変な男に追われて。」

「男の特徴は?」

真「電気の光るの、あれ持ってる。」

「貴方の名前教えてください。」

真「真木かおり。

ねぇ、早く。

お姉さんが捕まる。

早く来てってば。」

虚偽通報者から新たな通報が入り、みんなはその連絡を受けると通報された場所と思われる公衆電話に向かう。

”スタンガンの男に襲われた可能性がある。場所はさっきの公衆電話、通報者は「真木かおり」を名乗っている。

それと気になることも言っていたらしい。

全員至急公衆電話!!”

志「お前らの業務妨害が犯人の逮捕を遅らせたんだよ。」

全員至急公衆電話に迎え。

伊「はい、向かいます。

俺はいまから、襲われた真木かおりを助けに行く。

逃げるか、来るか今決めろ。

公衆電話に全員着くと、倒れている真木を見つける
 
「真木さん!!」

「真木さんッ!!」

「真木!!!」

三人は一気に真木に近寄ったが、警察陣はここで全員不審に思った

「どういうことだ。」

「通報者は恐らくこの子・・・だよな。

また虚偽通報か?」

警察側はまたいたずら電話かと真木の方に鋭い目を向ける

志「取りあえず起こして話聞くぞ。」

「この子達は?」

志「真木かおりと同じ陸上部。」

伊「そう。嘘通報の犯人。」

毛「襲われたって言うのも嘘なんじゃないのか?」

「ちげーよ。」

志「偉そうに言える立場か。

黙ってろ。」

伊「なぁ志摩」

志「どうした。」

「五十嵐ちゃんが来てない」

伊吹さんのその一言に全員目を見開いた。

志「ッダメだ、無線も繋がらない。」

陣「何かあったのか。」

伊「可笑しい」

志「どうした伊吹」

陣「何が可笑しんだ?」

伊「だってそうじゃね?

五十嵐ちゃんは虚偽通報者、つまりこの子の事探してたんでしょ?

だったら今の無線聞いてたら真っ先にここに来るはずじゃん。

でもここにはおろか、無線にも出ない。

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作者名:九十九 | 作成日時:2020年8月27日 0時

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