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就寝 ページ11

『それでは、おやすみなさい。』

志「お休み。」

九「おやすみなさい。」

私は、ベッドに行くが、眠る気にねれなかった。

志「五十嵐、ちょっといいか。」

『はい?』

志「あ、そのままでいい。」

『いや、それは流石に』

志「目閉じてろ。」

そう言って、掛け布団を剥ぎ、ごそごそと音をさせながら、何かを入れた。

志摩「…っくく…何か勘違いしてませんか五十嵐?」

『え?何?なんなんですか!?』

志「目開けていい。」

おそるおそる目を開けると隣には…

『ポリ丸?』

志摩さんではなくポリ丸のぬいぐるみがあった。

志「いじめすぎたからな、お詫び。

じゃあお休み。」

そう言って布団をかけ直した志摩さん。

反省してるなら、少しはいじめ返してもいいよね?

志摩さんが部屋から出ようとしたため、志摩さんの裾を軽く掴んだ。

『ねぇ、ぎゅってして。』

志摩さんが、軽く抱き締めてくれた。

志「じゃあ、お休み。」

部屋から出た瞬間、赤面して座り込む志摩さんがいたとはつゆも知らず、人のぬくもりに触れられたことで、安心して私は眠りについた。

志「可愛すぎだろ。」

志摩と九重→←ご飯2



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作者名:九十九 | 作成日時:2020年8月27日 0時

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