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調書 ページ13

志「予め言って置く。」

伊「ん?」

『どうしました?』

志「勝手なことはしないでください、」

そう志摩さんに言われると、返事も聞かぬまま志摩さんは野次馬の間を縫って、事件現場へと向かった。

そして、伊吹さんは眼鏡を服に掛け、

伊「はいはい。

五十嵐さん行くよ。」

『はい!』

志摩さんの後を二人で追いかけた。

行く途中何か聞いたようなエンジン音がしたのは、気のせいだろうか。

志「被害者の状態は?」

九「さっき救急車に…」

志「いや、それはさっき見えました」

『被害者はどんな状態でしたか?』

九重さんが事件現場より少し前で待っていたので、3人で九重さんに状況を聞いていた。

九「顔面血だらけで話しかけたらかろうじて反応。

殴ったのは知り合いかと聞いたら首を振りました。

それ以上は聞けませんでした。」

志「了解」
 
『了解です!

知り合いの犯行じゃないんですね。

…とするとなんでしょう。

聞き込み行ってきます!』

聞き込みをしに行こうとすると

志「五十嵐さん待った。

こいつも連れて行け。」

伊「やったね!

聞き込みの仕方教えてあげるっ!

頑張ろうね。」

『はい!

伊吹さん頼りにしてます!』

志「何かついてる」

そう言って、志摩さんが伊吹さんのフードを触った。

ん?あれ、ボイスレコーダーじゃ。

志「取れた。

五十嵐さん、頼んだ。」

『はい、頑張ります!』

そして、私にだけ聞えるように

志「言うなよ。」

そう言って、志摩さんは別の所へ向かってしまった。

伊「ありがとう。

五十嵐さん志摩さんと何話してたんですか。」

『内緒です。

それより、行きましょう!』

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りょうこ - 短編の作品も拝見させて頂きました!リクエストのお話を書いて頂き、ありがとうございました!お話の光景を思い浮かべながら何度も繰り返し読ませて頂きました!またリクエストさせて頂きたいので、その際には宜しくお願い致します! (2020年8月21日 10時) (レス) id: ba306ee394 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - リクエスト、素敵なお話にしていただきありがとうございます!次回もリクエストできるならしたいくらいです。連載の話しも更新楽しみにしています。 (2020年8月20日 22時) (レス) id: 9070337cc8 (このIDを非表示/違反報告)
九十九(プロフ) - 瑠璃さん» リクエスト、並びにコメントありがとうございます。遅くなりましたが、短編のURLお載せいたしました。宜しければお読みください。励ましになるコメントありがとうございます。 (2020年8月20日 22時) (レス) id: 8f611e962a (このIDを非表示/違反報告)
九十九(プロフ) - りょうこさん» 遅くなり、申し訳ございません。リクエストありがとうございました。短編のURL載せましたので、宜しければお読みください。楽しみに読んでいただき、本当にありがとうございます。 (2020年8月20日 22時) (レス) id: 8f611e962a (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 更新されるたびドキドキしながら読んでます。読み返したくなるお話。これからも頑張ってください。 (2020年8月19日 16時) (レス) id: 9070337cc8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:九十九 | 作成日時:2020年8月11日 16時

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