天下の“6人組”

#12 ページ13

瑞『ねぇ、みんなでお泊まりしよ』






この瑞稀の言葉で決まったお泊まり







サマステの稽古が終わってから



今回は優斗の家でお泊まり







けっこうメンバーでお泊まりはしててこの前は涼の

家でお泊まりだったかな？





『『『『『おじゃましまーす』』』』




優『今日、親旅行でいねーから！夜更かしとかしちゃう！？』





蒼『明日何時からだっけ？』





「確かお昼からだよ」





涼『じゃあ余裕じゃん！』






『夜ご飯とかどーする？』






瑞『俺久々にAの料理たべたい』







「んぇ？優斗ー、冷蔵庫何があるー？」






優「けっこうなんでもある！」





「ん、じゃあチャーハンでいっか」







料理は両親共働きだったから基本なんでもつくれる


んだけどひさしぶりだから簡単なチャーハン








瑞『俺手伝うわ』




「珍しいこともあるもんだね」





瑞『なに？』






「いえ何も」







瑞稀とつくりながら他の4人がはしゃいでる声が


聞こえる






瑞『ちょっと俺電話してくる』





「はーい」








1人で進めてると後ろから誰かに抱きつかれた





「へっ！？」



『おいしそ』



「さ、作ちゃん？危ないよ…？」



そう、私の心臓が危ない



『ん？大丈夫大丈夫』



そんなこといいながら私の肩にグリグリと頭を

おしつける。




「どうしたの？」




『……瑞稀くんに妬いた…』





「へっ？」




『なんでもない！！ゆうとー！！！』



最後に強くぎゅーっとされて優斗のとこに行った



え、待ってなにがおきた…？


瑞稀に嫉妬した…？



いろいろパニック。




瑞『おい！こげてる！！』


「あっ！」



そしてなんだかんだチャーハンができた





あっ、そういえば




「作ちゃん、ガムシロップかけるー？」




『あっ！いるー！！ガリさん痛い痛い！！』




蒼弥にやられてるなこりゃ




瑞『うわ、めっちゃかけるじゃん』



「作ちゃんにはこれがいいらしい」






作ちゃんのチャーハンにだけガムシロップをかける






瑞稀にバレない程度に少しハートをかくようにして


ガムシロップをかけた






瑞『お前も意外とかわいいことすんのねw』






「うるさいっ！」






結局バレた……






瑞『それとこれも送っとく？』



瑞稀のスマホをみると



さっきのバックハグ





「……うん」


これもバレた…







よし、できた

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