天下の“6人組”

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ドタドタドタドタドタドタッ！！！




バンッ！





「A！これ忘れてる！」





あ、私のお弁当





『作ちゃんありがと！別に走って来なくてもいいの

にw』






「あほんとだ。なんで俺走ったんだろ？？」







「まあありがとね？そろそろ予鈴なるよ？」





『うん。じゃあまた昼休憩ね？』




頭をポンポンとされる




あ、やばい。




「う、うん///」




作ちゃんはそのまま自分の席にすわった。




なんだいまの。




イケメンすぎなんだ。ばーか。





【A。ニヤニヤしてるとすぐバレるよ？】





「え！？そんなにやばい？」




【それで気づかないの作間くんぐらいだよ。】




この子は麻耶(まや)。
今人気のモデルで私のよき理解者。




私は作ちゃんをチラッとみる




あ、蒼弥と話してる。




顔真っ赤にしてかわいい。




蒼弥とどんな話してるんだろ？





【あんた見すぎ】





その瞬間視界は真っ暗になった。




「麻耶！離してよ！」




【こりゃ付き合うのも時間の問題だな】




ボソッと言った麻耶の言葉はジタバタしてる
私の耳には届かなかった。

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