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アテなんてない。ないけど今会って話したくてセンラさんが行きそうな場所を走り回る。
でもどこに行ってもいなくて。
やっぱり諦めろってことなのかな…。
そんなマイナスな事が浮かんだ時。スマホからは電話を知らせる着信音。
名前のとこにはさっき会ったばかりのうらたさんの名前。
『もしもし…?』
うらたさんから電話なんてかかってきた事ないのでびっくりし恐る恐る電話に出る。
「海風展望台。今そこにセンラがいるから行ってあげて。」
頑張って、そう言ってうらたさんは電話を切ってしまった。
走り回って悲鳴をあげている足に鞭を打って展望台に向かう。
ただもう一度君に会える事を願って。
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作者名:希空 | 作成日時:2022年9月22日 18時