検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:9,359 hit

ページ6

「お、来たきた。久しぶりやな〜」
そう言いながらお酒を煽る志麻くん。相変わらず顔がいい彼はこの庶民的な居酒屋とミスマッチな気がする。



















『待たせてごめんね。』
謝罪を述べながら志麻くんの前の席に座る。
「そこまで待ってへんよ。てかA髪伸びたな」
『そうだね…』



















センラさんに振られた時に気持ちを吹っ切りたくて切った髪。センラさんが褒めて撫でてくれた髪をバッサリショートにしたときは寂しくて泣きそうになった。
あんなにショートにしてとゴネてた志麻くんも何だか複雑な顔してた。
そんな髪も鎖骨より下まで伸びていた。
それだけ時がたったということだ。



















「…俺にしたらええのに。」
それはどう意味か。聞き返そうとした時。



















「あれ、まーしぃ?」
後ろから志麻くんを呼ぶ低い声が聞こえた。
「うらたさん…」
私も挨拶しようと後ろを向いた時視線の先にいたのはうらたさんと



















『センラさん…』

▲→←▲



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
45人がお気に入り
設定タグ:浦島坂田船 , センラ , 歌い手
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:希空 | 作成日時:2022年9月22日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。