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街が赤や緑に彩られ、クリスマスが近づいてきた頃。
冷たくなった手を擦り合わせながら考えるのは君のこと。
一年前までは隣に居てくれた君。



















ひょろっとしてて細そうに見えて抱き締めてくれる腕はがっしりしていて安心する。
泣きたい時は背中をさすりながらたくさん話を聞いてくれる。
特徴的な関西弁で優しく柔らかい声。



















『センラさん…。』



















別れて一年経つのにずっと変わらず愛おしい名前を呼んでも当然返事はない。
ぽっかり空いてしまった心の穴を誤魔化す様に乱暴にコートのポッケに手を突っ込む。

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設定タグ:浦島坂田船 , センラ , 歌い手
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作者名:希空 | 作成日時:2022年9月22日 18時

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