キムテヒョンの恋愛テクニック (ページ6)

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恋愛テクニック6 ページ6

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【恋愛テクニックその⑤ 積極的に目を合わせるべし】

｢ね～ね〜Aちゃ～ん｣

『はい。』

｢こっち向いてよ～｣

『前を向かないとここの通路は危ないので』

｢じゃあ俺疲れたからそこの公園で休もうよ｣

『1人でどうぞ』

全くもって俺の恋愛テクニックが効かない地味子。いつの間にかジミナはどこかへ行った。

｢Aちゃんもしかして俺に興味無い…？｣

『はい』

この女本当に殴りたい…いや、殴らないよ？けど、なんだろう…この悔しい気持ち。少女漫画でいったら｢ふっ、おもしれぇ女｣的なセリフが似合うのだろうか。

いや、そんなセリフより｢ふっ、見る目がねぇ女｣の方があってる気がする。

｢Aちゃんってどんな人がタイプなの？｣

『…』

あぁ、これは無視ですね。なんて思い、近くに俺のタイプの女がいたからそこへ行こうとすると…

『優しい人がタイプ…ですかね』

｢へっ？｣

こ、答えた？優しい人がタイプ？この世にいっぱい居るではないか。この女恋愛したことないのか？

｢Aちゃんもしかして、初恋ま…｣

『私もうすぐつくので、気を付けて帰ってください。それでは』

俺の質問をろくに聞かないままどこかへ言ってしまった、

｢優しい人…ねぇ…｣

なんだ、このワクワクに近い感情は…

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