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Aside
『適当に座っていいよ、来たばかりで落ち着かないでしょ？』
そう言って涼くんは私にリラックスするように促してくれた。
これでいい。
これでいいんだ。
友達も、全てをリセットする。
那菜達にはすごい悪いことをしているけど、彼が、この世で生きていくためには、これしかできない
あ、この電話番号、優斗からだなとか。
LINEも、来てるんだけど見ない。
ポップアップ機能を使ってみるくらいで。
既読を、つけたくなかった。
既読をつけたら、怖くなる気がした。
そうじゃない。これを見たら、涙が溢れて、忘れられなくなる気がした。
これでいいの。私は。
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作者名：涼華 | 作成日時：2019年6月16日 19時
