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19-2 ページ20
「まさかとは思ってさ、写真撮ったの私。そしたらさ、優斗くんとあなたでさ。ほら？証拠あるよ？」
そう言って私の前で写真をヒラヒラさせる
「やめてっ！返してっ！」
「返す？馬鹿じゃん、タダで返すわけないじゃん、
私さ、実は一目惚れしちゃったんだよねぇ、彼の瞳に。ねぇ、これバラされたらどうなる？あなただけじゃなくて大事な彼にまで迷惑かかるよ？」
「何を求めてるの、」
「何？そんなのひとつだよ、�盒桐ヅ諭�そう、あなたの従兄兼彼氏が欲しいの、それが出来ないのならこの写真ばらまいてあげる、私が芸能人なの知ってるでしょ？マスコミ各社や学校中にね、あぁ、怖い怖い。」
「……求めるのはそれだけ？」
「もちろん、高望みなんてしないわ、だから、早く、私に彼を頂戴、」
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作者名：涼華 | 作成日時：2019年6月16日 19時
