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夢だと思いたかった。
「ノア!!」
僕の最愛の人が血濡れで倒れていた
「ノア、ノア!返事をしてくれ…!!」
そのときまだ彼女には息があって
救急車を呼んでくれた人が既に居たから、助かるんじゃないかって本気で思ってた
『…マイク…？』
「ノアっ、うん…僕だよ…マイクモートンだよ」
『マイク…会いたかった……』
「もう大丈夫、すぐ救急車が来てくれるから」
『マイク』
「何…どうしたの…？」
『ずっと、手握っててほしいな…あとぎゅって…して…』
「いくらでもしてあげる、手も離さないから…そんな…最期の言葉みたいなこと言わないでよ…」
『キスもしてほしい……わがままでごめんね』
額、ほっぺ、唇に何度もキスをした。
『私、幸せだった』
「これからもっと幸せにするから…!そうだ、ノア見てよ」
買ってきた花束を渡して、彼女の左手の薬指に指輪をはめてあげた
「僕と結婚して欲しいんだ…」
『…ふふ、もちろん…でも…それは出来ないかなぁ…ごめんね、ごめんなさい……マイク…』
「嫌だ、死んじゃダメ!」
『本当に私は幸せ者だなぁ…最期にこうして最愛の人に、マイクに会えて…キスして、プロポーズもしてくれて…』
「ねえ、ノアいかないで…僕…未練タラタラになっちゃうよ…」
『幸せだったよ』
＿愛してる、マイク＿＿
それが彼女の最期の言葉
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天空(プロフ) - 月光の狼さん» 私の妄想でこうだったらいいなっていう…(完全に私好みですが…)シリアスな展開が好きでいつもちょっと切ない感じになっちゃうんですよね…! (2019年10月4日 19時) (
レス) id: e03bf13403 (このIDを非表示/違反報告)
月光の狼 - マイクさんそんなに悲しい過去が、あったのですね…うわぁぁぁん！ (2019年10月4日 0時) (レス) id: 1da65a8f09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天空 | 作成日時：2019年8月5日 17時
