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＿これは、僕がエウリュディケ荘園に来る前のお話＿＿
『マイク!』
「ごめん、お待たせっ」
『そんなに待ってないから大丈夫だよ』
僕には、大切な恋人がいた。
名前はノアと言ってね、すごく可愛くて誰にでも優しくて…とにかく素敵な人。
『今日のサーカスもすごかったね!』
「でしょ!?明日は新技の披露があるんだ、絶対来てね!」
『言われなくてもいつも見に行くよっ』
彼女はいつもサーカスを見に来てくれる
もちろん今日も見に来てくれて、今は一緒に帰っているところだ。
「あ、このあと暇？」
『うーん…帰って夜ご飯食べるくらいかなぁ。』
「じゃあ暇だねっ、デートしよ!」
『えっ!?』
ノアの手を引いて冬の寒空の下、街を走り抜けた
「ご飯なに食べたい？」
『私なんでもいいなー…』
「じゃあオシャレなお店行こうか」
『オシャレなお店？ご飯代高そう…』
「今日は特別に奮発!僕がお金払うから心配しないで」
『そこが心配なんです…』
「え？もう、ノアは大人しく僕に甘えてればいいのに…本当に優しいよね。」
そう、本当に優しいんだ。
『そういうマイクも優しいけどねっ!』
「そう？」
『絶対そうだよ!!』
それから、笑顔がとっても可愛い。
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天空(プロフ) - 月光の狼さん» 私の妄想でこうだったらいいなっていう…(完全に私好みですが…)シリアスな展開が好きでいつもちょっと切ない感じになっちゃうんですよね…! (2019年10月4日 19時) (
レス) id: e03bf13403 (このIDを非表示/違反報告)
月光の狼 - マイクさんそんなに悲しい過去が、あったのですね…うわぁぁぁん！ (2019年10月4日 0時) (レス) id: 1da65a8f09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天空 | 作成日時：2019年8月5日 17時
