ここにいて、永遠に【ノートン】【identityV】

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「ほう…恋する乙女なんですね、サラは」




『乙女って……』




協力狩り、謝必安と並んでサバイバーを探しながら会話をする




『あそこの暗号機、二人いるね』




「私が呪術師を引き受けます、サラは医師を。」




『わかった、ありがとう』




呪術師はスタンさせてくる。あえてやりずらい相手を引き受けてくれる謝必安は優しいと思う。




「サラ、久しぶりじゃない」




『そうだねエミリー。ずっとここで解読してくれてもいいんだよ？』




「これは協力狩りよ？あなたが唯一普通にゲームとして成り立たせることが出来る試合…その手には乗らないわ」




『冗談だよー、さすがにこの戦法に引っかかる人いないと思うし…』




ここにいて、と引き止めておいて暗号機を解読し始めたところに恐怖の一撃を入れるという戦法だが成功したことは無い。




それに、なんだか卑怯な気がして本当に実行する気にもなれないのが事実。




『…わっ』




「え…？」




エミリーを追っていたはずなのに体がふわっと浮いた




「あー、いたいた。」




『えっ、ノートン…!?』




前にも同じような状況になったことがある気がする…




ノートンの磁石で引き寄せられたこと、あったよね




「探した」

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