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「サラ、迎えに来た」




『あ、ノートン!』




あの日以来、私はノートンに引っ付いていくようになった。まるで磁石のように。





…と、いうよりはノートンがひっついているような気がするところもあるのが現状




私が出るゲームには必ずノートンがいるし、ノートンに協力狩りに誘われることも多々。




試合前は毎回迎えに来てくれて、待機場まで一緒に行ったり。




ゲームが始まったらすぐ私を見つけ出して、暗号機の解読をしている間もずっとお話してくれる。




「そういえば今日の夕飯、ハンバーグってイライが言ってた」




『え!?』




「サラの好物だろ?」




『うんっ、楽しみ』




今もこうして暗号機の隣の腰を下ろす私と解読をしながら、ノートンは会話を続けてくれている




『ねぇ、ノートン』




「何?」




『…やっぱり何でもないや、忘れて!』




「気になるだろ…じゃあ俺からもいい?」




『もちろん。』




「サラ、恋人とかいんの」




『え?』




「ほら、ここに来る前に婚約者がいたとかさ。イライみたいな感じだったりするわけ?」




そういえば、イライは荘園に来る前に婚約者がいたんだっけ。




『いるわけないよ』




逆にいると思った?と笑えば




好きな人とかはいるでしょ




と、流された。




『一応…いるけど…』




「……へぇ、いるんだ。」




ノートン、あなただよ




なんて言える勇気、私にはない。

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(プロフ) - ただでさえ尊いノートン君が作者さんの手でさらに尊くなっている…。ここは天国ですか? (2023年2月9日 7時) (レス) @page30 id: 699f0917a9 (このIDを非表示/違反報告)
天空(プロフ) - らいちさん» たった一言でとてつもなく嬉しくなりました…!!しかし、私は神ではありません…!笑笑 (2019年12月1日 11時) (レス) id: e03bf13403 (このIDを非表示/違反報告)
らいち(プロフ) - 神? (2019年11月29日 8時) (レス) id: 702f91a63d (このIDを非表示/違反報告)
天空(プロフ) - レオンさん» コメントありがとうございます。そのように言ってもらえるととても嬉しいです!こちらこそ、最後までお付き合い頂いたことに感謝申し上げます。 (2019年7月26日 2時) (レス) id: e03bf13403 (このIDを非表示/違反報告)
レオン(プロフ) - ノートン君の夢小説探してました!本当に素敵な作品で尊かったです。ありがとうございました (2019年7月26日 1時) (レス) id: ec307ef577 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天空 | 作成日時:2019年7月15日 13時

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