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翌朝、目が覚めるとまだ雨は降り続いていた。
ふらふらと足を動かし、ある場所へと向かう。
『…いた』
「また来たのか。もう死んだと思ったんだけどな」
『ひとつ、どうしても言いたいことがありまして』
「ああ、本なら返す。だから死ね。」
口を開けば直ぐに死ねと…
そんな彼を好きになってしまったのは、紛れもなく私なんだけどね。
『私、あなたが好き』
「そうか。だったら死ね」
『死んだらもう会えなくなっちゃう。』
『ねぇ…私の恋は、実りますか？』
大粒の雨に濡れながら、うつろな表情で彼を見つめた。
「…さぁな」
どうしてお前は死なない？
付け加えたように彼は言う。
『死ねって言われたら、死にたくなくなる』
「じゃあ死ぬな」
『死ぬなって言われたら死ぬと思った？』
そんな単純なわけないじゃないですか
『死ぬなって、あなたに言われたら死なない。』
だって嬉しいから。
「……」
『この恋は、実らなくても別にいいです。私自身が満足できれば…勝手に片思いしてるので気にしないでください。』
四つ辻の美少年は顔を顰め、少し悩む素振りをした。
「…お前」
『何か』
「スカートが泥だらけだ」
ああ、私昨日そのまま寝ちゃって服も着替えてないんだった
『洗えば取れますよ、きっと』
「お前には少し興味が湧いた。まぁ、死にたくなったらいつでも死ね」
＿＿＿あ、そうだ
『私の名前、お前じゃなくて青葉』
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天空(プロフ) - ビルムーンさん» 最後までありがとうございます!上手く書けているか自信がない所も多かったので、そう言って貰えるととても嬉しいです!!宜しかったら、続編の方もよろしくお願いします。四つ辻の美少年とても素敵ですよね!私もすごく好きなんです笑 (2019年5月11日 1時) (
レス) id: e03bf13403 (このIDを非表示/違反報告)
ビルムーン - 全部読みました!もう最初から最後までキュンキュンしてにやけちゃいましたｗ素敵な小説をありがとうございました!四辻大好きです! (2019年5月10日 23時) (レス) id: c0b60a53dc (このIDを非表示/違反報告)
天空(プロフ) - 絵里さん» ありがとうございます!!続編も頑張りますので、よろしくお願いします。 (2019年5月3日 23時) (レス) id: e03bf13403 (このIDを非表示/違反報告)
絵里 - 頑張ってください！応援します！！ (2019年5月3日 23時) (レス) id: 2cc6460fb4 (このIDを非表示/違反報告)
天空(プロフ) - 絵里さん» ありがとうございます!!続編の方は制作に取り掛かっていますのでこれからもよろしくお願いします! (2019年5月3日 22時) (レス) id: e03bf13403 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天空 | 作成日時：2019年4月25日 19時
