# 4話 ページ5
洸 side
とても緊張しているようで声が震えていた。
良かった、緊張してるのは僕だけじゃなかったんだ。
Aさん...？は僕と琉羽くんを見つめている。
華奢な体で触れたら壊れてしまいそうだった。
『これから宜しくね。』
無意識にその言葉が零れていた。
琉羽 side
恥ずかしそうに照れながら出てきたその子はとっても可愛くて、引き付けられるような気がした。
自分でも顔が熱くなっていくのがわかる。一目惚れしちゃったんだな。
名前はAさんかぁ...。
そんなことを考えているとお相手の方に中へどうぞと言われたので僕はころちゃんの手を引いて部屋へ入った。
中に入るととりあえず自己紹介という風に言われたのでお相手の方の自己紹介を聞く。
その後にお父さんが自己紹介していて、僕達も自己紹介する事になった。
また、Aさんが口を開く。
「初めまして。Aっていいます。苺宮学園の中等部3年で今年から高等部の1年になります。宜しくお願いしますっ。」
Aさんからはふわっとお花の香りがして心地よい。苺宮学園って...僕達と同じじゃん。
ころちゃんの方を見ると驚いた顔をしていた。僕と同じだね。笑
次に僕が自己紹介する番だ。
「初めまして。蒼瀬琉羽です。苺宮学園の高等部1年で今年から高等部2年になります。洸の双子の兄です。宜しくお願いしますね。Aさん。」
さらっと名前を呼んでみるとAさんは頬を赤らめていた。そんな仕草も可愛いなぁ。
最後にころちゃんが自己紹介する。緊張してたっぽいけど大丈夫かな。
「...ぁ、えっと、初めまして。琉羽くんの双子の弟の蒼瀬洸です。琉羽くんと同じで今年から高等部2年になります。宜しくお願いします。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
初香(プロフ) - なさん» わー！ありがとうございます✨ほんとですね、普通に誤字ってました(><)見ていただけて嬉しいです、訂正してお話も更新させて貰います！ (2022年11月3日 16時) (
レス) id: 75045bb9da (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - コメント失礼します。題名がちょっと気になってみさせてもらいました👍🏻お節介だったら申し訳ないのですが、弱愛ではなくて溺愛（できあい）だと思います😓内容面白かったのでこれからも頑張ってください♡ (2022年11月3日 10時) (レス) id: 1b9014275b (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - 初香さん» ありがとぉぉぉっ！✨ (2022年9月3日 22時) (レス) id: 5c183bf116 (このIDを非表示/違反報告)
初香(プロフ) - 亜紀さん» ありがとうー泣私も亜紀ちゃんずっと応援してるよー！！ (2022年9月3日 21時) (レス) id: 75045bb9da (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - 初香さん» ほんとに応援してる〜！初香ちゃんは大切な友達ですから！(*‘ω‘ *) (2022年9月3日 21時) (レス) id: 5c183bf116 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：初香 | 作成日時：2022年8月21日 16時
