第12話ー�� ページ25
拓人side
ス「つ､疲れた〜」
なれない服を着続けたスカーレットはヘトヘトのようで俺がそろそろ休憩しないか？というと露伴は既に手には次の衣装が握られていた
拓「おいおい」汗
露「気にするな､次で最後だ」
拓「いや､最後じゃなくてよ！1回休憩しない？って俺は…」
露「だめだ､ホラ」
そう言って俺にタキシードを渡してきた
拓「は！？」
露「これは君の衣装だ」
拓「は！！？」
ついていけねぇ汗
露「スカーレット､立てるか？」
ス「うん､次が最後だものね頑張る！」
露「そうか､じゃあこれ着てくれ」
スカーレットに渡した衣装は淡いピンクのドレスだった そう､もしあのまま空条家でスカーレットが平和に暮らしていたら着ることがあったかもしれないドレス
もうスカーレットには着せられないと思っていた
露「最後は金持ちの女の子とその執事の絵を書きたいんだ｡なんかたまたま2人にびったりだろ？」
露伴のやろう…わざわざスカーレットのために用意しといてよく言うぜ笑 ぜってー資料の為だけじゃないだろ
ス「ほ､ほんとに私がこれを？」
露「あぁ｡着てくれ」
ス「っ…うん！」
スカーレットは嬉しそうに頷いた
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タキシードを着終わると露伴にスケジュール帳を渡された｡細かいとこまで再現したいのね笑
そのあとドレスを着たスカーレットが入ってきて俺の格好を見て吹き出した
ス「え！？拓人似合わない！」
大笑いするスカーレットにチョップをかます
隣を見ると露伴は固まっていた
露「…………」
ス「どうしたの？」
露「いや､あまりにも綺麗だったから…」
ス「っ！！！？？」
露「スカーレットも化けるもんだなと」
ス「化け！？アハハ…」汗
本当に素直じゃないな露伴ちゃんは呆
そのあとスカーレットはソファに腰をかけさせ､俺はそのとなりでスケジュール帳を眺めていろと言われた
その1時間後露伴がもう楽にしていいぞとあうとスカーレットは立ち上がり着替えようとすると
露「あ､待てスカーレット！」
ス「なぁに？」
露「その…君の絵を描きたい､良いか？」
ス「え？今書いてたじゃん」
露「これは資料のためだ､これからの絵は僕のために描きたい｡」
ス「え？」
拓「ようするに資料関係なくただ､スカーレットを描きたいんだろ？」
露「あぁ､駄目か？」
ス「ぜ､全然良いけど？」
露「ありがとう､じゃあもとの服に着替えてきてくれ」
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作者名：孔丞さくラ | 作成日時：2020年2月18日 10時
