第11話ー�� ページ13
拓人side
承「話しかけたら泣きそうな顔しながらこんなことを言われた…」
承太郎の話によるとスカーレットは「ポルナレフを助けてほしい」そう言ったらしい…
だが俺はそんなこと何も知らなかった､シェリーちゃんがDIOの部下に殺されたうえにジャンはDIOに肉の芽を植え付けられたとか…
なんであいつ俺には言わないんだよ｡
承「姉ちゃんの親友らしいな」
拓「あぁ､そうなんだよ！フランスに来てからずっと仲良くしてくれて今でも…え？」
承太郎…今､スカーレットのこと姉ちゃんって…まさか､気のせいだよな！
俺はそう自分に言い聞かせてホテルを後にした
家に帰るとスカーレットがこちらを睨み付けてきた
拓「なんだよ…」汗
ス「別に？」
別に？じゃねぇだろ笑
ほんとに難しい年頃なんだからん
拓「ていうかお前､なんでジャンの話俺にはしなかったんだよ！」
ス「承太郎から聞いたの？」
拓「あぁ」
ス「拓人に言ったらおじいちゃんに言い兼ねないじゃない…」
拓「ん？そりゃ言うだろ…あ､てかお前！承太郎にしか言ってないのか？」
ス「言ってないよ」
拓「なんで言わないんだよ」汗
ス「そんなこと言ったら一緒に行くように言われかねないでしょ？それに…」
拓「それに？」
ス「私は…ジャンくんを止められなかった」
拓「止めようとしてたのか？」
ス「当たり前じゃない…でも私が止めようとしたのはシェリーちゃんを殺されて復讐しようとフランスから離れようとしていたさジャンくんよ｡」
拓「じゃあ…肉の芽を植え付けられたのはその後なのか？」
ス「私がもしあのとき止められたらジャンくんは無事だったかもしれないのに…」
拓「お前…まさかそれをジョースターさんに知られたくなかったのか？」
ス「うん…私､ジャンくんと戦いたくないよ…」
拓「でもなんで承太郎には言ったんだよ…」
ス「だって､承太郎がなんで泣いてるのか聞くから…見た目は怖いけどすごく優しい子に育ってくれたみたいですごく嬉しかったわ」
拓「そうだな…」
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次の日､ジョースターさんたちはホテルから俺等の家まで来てくれた｡昨日久しぶりに再会したばかりなのにもうお別れか…
ス「昨日はごめんなさい…あと何も力になれなくてごめんなさい…」
ジョ「いやそれをいうならワシ等もじゃよ！今度また旅行がてらに遊びに来るからの！」
ア「私もこの件が一段落したらまた様子を見に来るよ」
花「お元気で！」
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作者名：孔丞さくラ | 作成日時：2020年2月18日 10時
