No.194 愛しい仲間の声 ページ47
.
ロニージョside
ホイッスルが鳴る
それは、俺が俺でなくなる合図だ
ガト「おい！！
何だよ、今の…！！」
ガトが俺の胸ぐらを掴み、睨みつける
当然だ
こうなることも、分かっていた
それでも俺は
こうするしかなかった
…
ﾛﾆｰｼﾞｮ『お呼びでしょうか、ガルシルド監督』
ｶﾞﾙｼﾙﾄﾞ『ロニージョ、
喜ぶと良い』
ﾛﾆｰｼﾞｮ『ぇ…？』
ﾍﾝｸﾀｯｶｰ『遂に完成したのですよ
RHプログラムが』
ﾛﾆｰｼﾞｮ『！！？』
ｶﾞﾙｼﾙﾄﾞ『君は私の初めての実験台となるのだ
おめでとう
マック・ロニージョ』
ﾛﾆｰｼﾞｮ『実験台……………俺、が……』
ｶﾞﾙｼﾙﾄﾞ『…不満なのか』
ﾛﾆｰｼﾞｮ『…ｯお……俺は…ｯ』
ｶﾞﾙｼﾙﾄﾞ『断れば、仲間や家族
お前の大切な奴らは
…さぁ、どうなると思う』
ﾛﾆｰｼﾞｮ『！！』
＿＿＿＿それでも、答えは変わらないか？
なぁ、ロニージョよ
.
ｶﾙﾛｽ「お前…まさか
RHプログラムを受けたのか…！？」
皆「「！！！」」
一変して、みんなの表情が変わる
ｶﾙﾛｽ「答えてくれ、ロニージョ！！」
手が震える
身体が重い
関節が、刺さるように痛い
RHプログラムは、人間の身体を
極限まで高めるための、強化人間開発計画
もしかしたら俺はこのまま
実験台として壊れるのかもしれない
でも
ﾛﾆｰｼﾞｮ「ｯ仕方なかったんだ！！！
みんなを守るためには…これしか…っ！！」
ガト「…ロニージョ…」
俺がプログラムを受ければ
仲間や家族には手を出さない
奴はそう約束してくれた
俺は、キャプテンとして…
みんなを守らなきゃいけない
だから
だから俺は＿＿＿＿＿！！
「自分1人で抱え込むな」
ﾛﾆｰｼﾞｮ「…え…？」
ガト「水くせーぞ、ロニージョ！」
肩に手を置くガト
優しい笑顔
ﾛﾆｰｼﾞｮ「でも……
俺は、力のコントロールが…ｯ！！」
ｶﾙﾛｽ「大丈夫だ、ロニージョ」
＿＿＿俺たちは、仲間だろう？
ホイッスルが、また鳴り響く
俺が、俺でなくなる合図
プログラムに支配された思考と身体
でも、何故だろう
聞こえたんだ
『ロニージョ
プログラムなんかに負けんな』
愛しい、仲間の声が
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るぅ(プロフ) - 十六茶さん» コメントありがとうございます！お気遣いありがとうございます！とても嬉しいです(*´▽｀*)更新、頑張ります！ (2017年8月21日 18時) (
レス) id: affb11de17 (このIDを非表示/違反報告)
十六茶(プロフ) - 続編おめでとうございますー！ 無理しない程度に更新頑張ってください、楽しみにしてます！！ (2017年8月21日 18時) (レス) id: d015e35c1e (このIDを非表示/違反報告)
るぅ(プロフ) - 鈴宮さん» コメントありがとうございます！！更新、頑張りますね！(●´ω｀●) (2017年8月20日 20時) (レス) id: affb11de17 (このIDを非表示/違反報告)
鈴宮 - はじめまして。続編おめでとうございます(*´∇｀*)更新楽しみに待ってます！ (2017年8月20日 20時) (レス) id: 9aaa9f3c1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るぅ | 作成日時：2017年8月19日 17時
