No.149 メッセージ ページ2
ー食堂ー
『ﾋﾟﾋﾟｨｨｨｰｰ!!!』
『ここで試合終了！！
アメリカ代表ユニコーン
決勝進出はここでなくなりました…！！』
試合が、終わった
アメリカ代表ユニコーン
VS アルゼンチン代表ジ・エンパイア戦
あたしたちとユニコーン
どちらが決勝に行けるのか
全てが決まる試合だった
木暮「1-0…」
綱海「アメリカに得点はつかない…」
虎丸「ってことは…！！」
だけど、その先を誰も言おうとはしない
イナズマジャパンには
雷門にいたメンバーも多い
チームは違ったけど
同じ世界を目指した、仲間だ
その敗北を素直に喜ぶことは、出来なかった
鬼道「…俺たちは前に進む
敗れたチームの思いを引き継いで、進み続けるんだ
そうだろ、円堂」
鬼道の言葉に、円堂は静かに頷く
円堂「一之瀬や土門
それに、戦ってきた他のチームの想いと一緒に
全力の上にも全力で行こう！！」
皆「「おおっ！！」」
秋を見ると、不安げに俯いていた
A「どうしたの、秋？」
秋「…
土門くん、多分日本に帰るんだと思うの
一之瀬くんの手術があるから…」
それで…とまた押し黙って
秋はｷﾞｭｯと目をつぶった
秋「っ…私も…
………一緒に…！」
A「…！」
秋「！！
あっ…ごめん
何言ってるんだろ、私…
私はイナズマジャパンのマネージャーなのにね…」
ｱﾊﾊ…と笑う秋
その笑顔はいつもより痛々しくて
単なる思い付きで言ったわけじゃないことが
見て取れた
…何か…出来ること無いのかな
離れていても
あたしたちの気持ちが伝わるような、何か…
A「！そうだ！！」
.
.
ー飛行機内ー
土門は離れていく島を眺め
今までの戦いに思いを馳せる
そして、手にしていた大きな布を広げた
蒼い生地
真ん中にイナズマジャパンのマーク
1人1人の名前と
メッセージが添えられていた
これから、大きな戦いに挑む
不死鳥へのメッセージ
その中の1つに、土門は目を留める
【 頑張ろう
A 】
土門「“頑張れ”じゃなくて
“頑張ろう”…か
ﾍﾍｯ
あいつらしーわ」
土門は晴れやかに笑う
そして、折り畳んである紙を開き、見る
【 ほんと…土門は良いやつ！ 】
土門「ﾊﾊｯ
たったこれだけのために円堂に渡したのかよ」
土門は呆れたような顔をしていたが、
どこか嬉しそうな顔をして笑った
土門を乗せた飛行機は
高い空を、真っ直ぐに突き抜けていった
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るぅ(プロフ) - 十六茶さん» コメントありがとうございます！お気遣いありがとうございます！とても嬉しいです(*´▽｀*)更新、頑張ります！ (2017年8月21日 18時) (
レス) id: affb11de17 (このIDを非表示/違反報告)
十六茶(プロフ) - 続編おめでとうございますー！ 無理しない程度に更新頑張ってください、楽しみにしてます！！ (2017年8月21日 18時) (レス) id: d015e35c1e (このIDを非表示/違反報告)
るぅ(プロフ) - 鈴宮さん» コメントありがとうございます！！更新、頑張りますね！(●´ω｀●) (2017年8月20日 20時) (レス) id: affb11de17 (このIDを非表示/違反報告)
鈴宮 - はじめまして。続編おめでとうございます(*´∇｀*)更新楽しみに待ってます！ (2017年8月20日 20時) (レス) id: 9aaa9f3c1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るぅ | 作成日時：2017年8月19日 17時
