第65話 良いヤツ ページ18
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ｰNo sideｰ
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源田「でも結局立花は謝ってきた。
その後 礼をこっちから言ったら全然信じてなさそうだったけど、何処か嬉しそうでさ」
辺見「そこらへんからだな。俺たちが立花とただの部活仲間じゃなく、フツーに仲良くなりてぇなって思ったのは」
辺見の言葉に、咲山は頷く。
小鳥遊は「アンタたちはAに怯えられてたから、『俺たちはAに仲間として見られてない』って思ってたってことね」と言うと、少し申し訳なさそうに辺見が「まぁ、そういうことだな……」と薄く笑って答えた。
円堂「立花って、仲間想いなんだな！」
円堂もかなり仲間想いだが、円堂とは違って
Aは男が苦手という事で、それが今まで上手く伝わらなかったのだろう。
この一件でそれが帝国イレブンに伝わったのだ。
源田「そうなんだ。少し不器用なだけで、良いヤツなんだ」
そう言って笑顔を浮かべる源田。円堂が話したAの事を聞いたイナズマジャパンは、さらにAの事を見直していた。
円堂はAが円堂と雷門に自ら雷門中に出向いて、冬海がバスの細工をしていた事を教えてくれた事を源田たちに話す。そしてまた源田たちもAがさらに良いヤツだと、改めたのだった。
丁度その話が終わったその時、Aが戻ってくる。
今の話を聞いていたみんなは、Aを見ると優しい笑顔を浮かべた。それを不思議に思ったAは「ど、どうしたんですか？」と聞く。
Aは内心、あたし何かしちゃったのかな！？ どどどどうしよううう。特に見に覚えがないいいい。と、とにかく、何かしてたら謝ろう……！ と、ぐるぐる思考を漂わしている。
忍「アンタが良いヤツだなって話をしてただけよ」
小鳥遊の言葉に、Aは「良いヤツ……？ あたしが……？」と自分を指さし気の抜けた声を出す。
小鳥遊は「そ。それだけ」と言って、Aの頭を撫でた。
頭を撫でられる事が滅多になかったAは、少しビクりと反応した後、嬉しそうに笑みを浮かべて「そっか……」と答えた。この時Aは、頭を撫でられている事の方が嬉しがっている様子。
あまり見ない、照れ臭そうに、でも嬉しそうなその笑みは、見事に小鳥遊を
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イナアレ10話の
源田さんカッコ良すぎた……( '-' )
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作者名：紺 | 作成日時：2018年4月22日 1時
