No.180 皇帝ペンギンX ページ36
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不動「ﾁｯ、俺一人でヤツの企みを突き止めようとしてたのによ、ぞろぞろと付いてきやがって…
ったく」
鬼道「お前…」
A「(不動くん、良い奴じゃん)」
不動「ヤツが日本代表を破壊するってんなら俺は、サッカーで影山を潰す！
お前はどうするんだ？鬼道クン？影山の作品に戻るか？それとも」
鬼道「俺は人形でも、作品でもない！！」
俺は不動からボールを奪った
鬼道「力を貸してくれ、不動、A、佐久間。
俺たちの手で影山を倒すんだ！」
A「おーよっ！」
佐久間「ああ！」
不動「ﾌｯ、お前が俺を手伝うんだよ(ﾎﾞｿｯ」
鬼道「Aっ！」
A「佐久間くんっ！」
佐久間「不動！！」
俺は佐久間、不動、Aとフィディオと共に
ディフェンス陣を突破した
不動「フィディオ！！」
巧みなパス回しで、ボールはフィディオに渡る
ﾌｨﾃﾞｨｵ「きめる！！
はぁぁああ！！」
「ﾆﾔｯ…ﾌﾝｯ!」
「「！！」」
相手のGKはフィディオのシュートを余裕な顔で
キャッチした
GKはデモーニオにボールを投げる
ﾃﾞﾓｰﾆｵ「俺たち、チームKこそ、総帥の理想！
究極のチーム！！
そしてこれがシュートだｯ！！！」
影山「((ﾆﾔﾘ」
ﾋﾟｨｨｰ!!
指を口に加え笛を鳴らす
そして右足を上げる
A「！！」
その構えはまるで
ﾃﾞﾓｰﾆｵ「皇帝ペンギン……Ｘ！！！！」
佐久間とAの皇帝ペンギン1号のようだった
円堂「いかりのてっ…
はやい！！
ｸﾞｯｱ!!!」
ﾌｨﾃﾞｨｵ「！
円堂ｯ！！！」
5匹のペンギンが円堂に襲いかかる
ボールは背中に激突しそのまま円堂とともに
ゴールに突き刺さった
ﾋﾟｰﾋﾟｰﾋﾟｰｰ!!!
前半戦はデモーニオが1点決めたところで
終わった
傍に駆け寄り心配するフィディオ、円堂は痛さのあまり苦痛な表情をしている
先制を収めたデモーニオはニヤリと笑っている
鬼道「今の技は…」
不動「皇帝ペンギン1号…！」
佐久間「いや…威力はそれ以上だｯ それ以上なのにアイツは…！」
ﾃﾞﾓｰﾆｵ「ﾌｯ
打つだけで消耗する未完成な技と一緒にするな
究極のペンギン…それが“皇帝ペンギンX”！！
そして俺が究極だ！」
A「……」
ﾃﾞﾓｰﾆｵ「俺の皇帝ペンギンXは、貴様の皇帝ペンギンZなんかには負けるわけがない！」
A「っ！！」
不動「いちいち惑わされんな。立花」
A「！…うん。分かってる」
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作者名：るぅ | 作成日時：2017年10月23日 11時
