男嫌いがFFIに出るそうです【４】 (ページ12)

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No.156　世界一の意味ページ12

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エドガーはボールを持ち込む

そしてそのままノーマルシュートを放った

円堂「ぐっ！」

円堂くんは横っ跳びでセーブ

ｴﾄﾞｶﾞｰ「ナイスセーブだ」

A「！…

まるで勝つことが当たり前みたいな態度ですね」

ｴﾄﾞｶﾞｰ「えぇ、勿論」

…はぁー！！？

円堂「俺たちだって
世界一になる為にここにいるんだ！！」

その言葉に、エドガーは眉をひそめた

ｴﾄﾞｶﾞｰ「………無理だ」

円堂「なに！？」

ｴﾄﾞｶﾞｰ「君たちは、世界一の意味を本当に分かっているのか！」

円堂「…どう言う意味だ」

ｴﾄﾞｶﾞｰ「君たちの言う世界一は、自分たちだけのものなのか？」

A「！？」

ｴﾄﾞｶﾞｰ「私たちは母国の数えきれない人たちの夢を託されてここにいる

その期待を裏切ることはできない

ただ目の前のことしか見えていない君たちに、
負けるわけにはいかないのだ！！」

円堂「！！！」

…目の前の、ことしか……？

A「……」

どういう、意味なんだろ…

あたしは、無意識に胸に描かれたイナズママークをｷﾞｭｯと握り締めた

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再び、ナイツオブクイーンが攻め上がる

次々と繋がれるパスに、追いつけないDF

エドガーは鋭いパスを受け取る

そして、ｸﾞｯと足を引いた

A「え！？こんな距離から！？」

ｴﾄﾞｶﾞｰ「受けてみろ
これが聖なる騎士の剣、真の姿だ！

エクスカリバー！！！！」

ｺﾞｯと凄まじい音を立てて、強烈なシュートが放たれた

鬼道「いや、だが、
こんなに離れてたら威力は落ちてくるはずだ！」

A「DF！！」

「「おおっ！！」」

威力が落ちる瞬間を待ち構え
シュートに向かって走っていく

まだ威力は保たれたまま

まだ

まだ

………まだ……

え？

A「威力が落ちない！！？」

鬼道「いや、それどころかどんどん強く
…ぅあっ！」ｺﾞｯ

シュートは突風を巻き起こし
あたしたちの横を通過していく

壁山「任せてほしいッス！！
ザ・マウンテン！！！

…くぅっ…うああ！！」

円堂「壁山！…くっ…！

怒りの鉄槌！！！！」

ｴﾄﾞｶﾞｰ「…無駄だ」

円堂「ぐっ…ぅわあっ！！」

＿ｻﾞﾝｯ!!
ﾋﾟﾋﾟｨｨｨｰｰｰｰ!!!

円堂くんをはねつけ、ゴールに突き刺さるエクスカリバー

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