No.121 出会い ページ26
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新幹線に乗ったりいろいろと電車を乗り換えて
歩いて、やっと新しい家に着いた
普通の一軒家だった
父「引っ越しの人が来るから、邪魔するなよ」
A「うん」
意外にも優しい口調だったから驚いた
A「…その辺、遊びに行ってもいい？」
父「…いいけど、必ず帰ってこいよ」
あたしは「うん！」と言って、その辺を散歩してみることにした
はじめての街を散歩するだけなのに、
あたしは冒険をしてる気分だった
ちゃんと帰れるように、真っ直ぐな道だけを歩く
A「！」
歩いていくと、公園があった
公園と言っても、ブランコしかない公園で後は原っぱだった
中に入ると、1人の男の子がいた
ボールをﾎﾟﾝﾎﾟﾝと自由自在に足で操っていて
とても興味を持ったんだ
A「ねーなにしてるの？」
??「サッカーだよ」
A「へぇー！おもしろそう！！
あたし、立花A！引っ越してきたのー」
豪炎寺「俺は、豪炎寺修也！
よろしくな」
そう、これが豪炎寺くんとの出会い
A「ね！そのサッカーって言うの、あたしもやってみたい！」
豪炎寺「！いいぞ」
その日は、ずっと豪炎寺くんとサッカーをしていたのを覚えている
なかなか豪炎寺くんみたいに上手くいかなくて、意地を張っていた気がする
しばらくして、5時の鐘が鳴った
豪炎寺「もう、帰らなきゃだな」
A「うん、そーだね。
またサッカーやろうね！」
豪炎寺「ああ。やろうな」
A「またねー！豪炎寺くん！」
あたしは元来た道を、走って帰った
引っ越し初日は楽しいことがあって、
るんるん気分だった
.
A「ただいまー！」
父「夜ご飯できてるぞ」
お父さんのところに行くと、もう家の物とかは配置されていた
引っ越し屋さんってすごいんだな〜
座って、夜ご飯を食べた
お母さんの料理を食べれないと思うと寂しかった
クリームシチューがすきだったなあ
夕弥、お母さんのところに無事つけたかな
そんなことを思いながら、テーブルの上に用意されていたコンビニかなんかで買ってきたおにぎりを口に入れた
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作者名：るぅ | 作成日時：2017年10月6日 21時
