No.94 カオスブレイク ページ47
.
前線へあがってくる涼野くん
風丸「いかせないっ！」
ｱﾌﾛﾃﾞｨ「ﾌ…」
A「！
風丸くん！逆サイド！」
そう叫んだときには
もうアフロディくんはボールを受け取り、高く飛び上がっていた
ｱﾌﾛﾃﾞｨ「ゴッドブレイクｯ！！！」
強烈なシュートが円堂くんを襲う
円堂「正義の鉄拳G5！！！」ｶﾞｯ
A「弾いた！」
弾かれたボールを追うあたしたち
だけど
ｱﾌﾛﾃﾞｨ「流石だね円堂くん」
ｱﾌﾛﾃﾞｨによってキープされた
鬼道「また来るぞ！！」
ｱﾌﾛﾃﾞｨ「でも、これはどうかな…？」
そのとき、あたしの右側を南雲くん
左側を涼野くんが駆け抜けて行った
A「！！
円堂くん、気をつけて！！」
円堂「！！なんだ！？」
ｱﾌﾛﾃﾞｨ・南雲・涼野
「「「カオスブレイク！！」」」
飛鷹「！！」
円堂「正義の鉄拳G5！！
……ぐっ…
うああっっ！！」
ぶつかり合った力は
圧倒的パワーの差で、円堂くんの技を打ち砕いた
＿ｻﾞﾝｯ!ﾋﾟﾋﾟｨｨｨｰｰｰ!!
無情にも鳴らされるホイッスル
電光掲示板の数字が3-2に変わった
A「この時間帯で…！」
時間がない…
…失敗してばかりだけど……
新必殺技をチャンスがあればうっていこう！！
.
あたしたちは全員で前線へ押し上がる
鬼道「飛鷹！」
鬼道くんからパスを受けた飛鷹くん
飛鷹「……っ」
だけど、彼は戸惑いうろたえるばかり
円堂「飛鷹！！Aにパスだ！！」
飛鷹「う…ウス！」
だけど蹴りだそうとしたそのとき
チャンスゥによってボールを取られる飛鷹くん
鬼道「戻れ！！」
ｱﾌﾛﾃﾞｨ・南雲・涼野
「「「カオスブレイク！！」」」
A「っうりゃぁ！！！」
あたしは直前でなんとかボールを奪い、阻止する
南雲「なっ！」
ﾁｪ「(ほぅ…
ここまで戻ってきますか)」
A「飛鷹くん！」
飛鷹くんに大きく弧を描いたパスを出す
飛鷹「！！！」
.
『期待してます、飛鷹さん』
『いいぞ飛鷹！その調子だ！』
『お前のその力、もっと違うところで使ってみないか』
.
.
＿＿ﾄﾝｯ……ﾄﾝ…
ボールは、地面で小さくバウンドした
.
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作者名：るぅ | 作成日時：2017年9月26日 23時
