No.28 豪炎寺くんの家へ ページ30
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円堂「今日の特訓はここまで！」
壁山「疲れたっスぅー…ﾊｧﾊｧ…」
今日も走り込みをした
みんなはﾍﾀｧｰ…と地面に座る
A「んーーっ…はぁぁ…」
ｸﾞｸﾞｸﾞｯと背筋を伸ばして息を吐いた
あっついなー…
そんなに疲れてないけど汗が出てくる
空を見上げると、
雲一つない空に眩しく太陽が輝いていた
ジャージ脱ぎたい…
でもまだ治ってないし……
おろしている髪の毛をパタパタして首筋を扇いだ
円堂「ん？どうしたんだ？その痣」
A「……え？」
ﾄﾞｸﾝ…と嫌な感じに心臓が鳴った
円堂「首のうなじらへんに、できてるぞ」
くっそ、首にもあったのか…
あたしは慌てて首筋を扇ぐのをやめてた
A「つい最近ぶつけちゃったんです(笑」
へらっと笑ってそう言った
円堂「そうなのか、気をつけろよー？」
「はい！」と返事をした後、ふう…と息をついた
豪炎寺「A」
A「なんですか？」
豪炎寺「もうそろそろ行くか？家」
A「あ、そうですね！」
夕香ちゃん！
はやく会いたいなぁ
.
A「豪炎寺くんって木戸川から雷門に引っ越してきたんですね」
豪炎寺「そうだ。でもなんでそれを？」
A「テレビでFF、見てましたから。
それと、鬼道さんから聞きました」
豪炎寺「！そうか」
2人で雑談をしながら、歩いていくと
あっという間に豪炎寺くんの家についた
.
豪炎寺「ただいまー」
A「お邪魔します」
夕香「おかえりなさーい！」
A「！！」
若干つり目な瞳は、豪炎寺くんと似ていて
髪の毛は三つ編みにされていた
夕香ちゃん、大きくなったなぁ…！
夕香「あー！これがお兄ちゃんの言ってた
幼なじみー？」
A「うん！そうだよー」
夕香「あたし夕香！よろしくねー
Aお姉ちゃん！」
A「うん！」
さすがにあたしのことは覚えてないか
夕香ちゃん、小さかったし
フク「お帰りなさいませ修也さん」
豪炎寺「ただいま」
フク「もしかして…Aさんですか？」
A「あ、フクさんじゃないですか！」
フク「久しぶりですね！」
A「はい！」
夕香「Aお姉ちゃん！遊ぼー！」
そう言われて、手を引かれるあたしはその場
から離れる
.
フク「Aさん、前よりも、
もっと可愛くなりましたね」
豪炎寺「……そうだな」
フク「ﾌﾌｯ」
.
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作者名：るぅ | 作成日時：2017年9月22日 19時
