No.22 左頬の絆創膏 ページ24
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ｰ豪炎寺sideｰ
ー翌日ー
久遠「全員集合！！！」
久遠監督の声かけにより、みんな食堂に集まる
久遠「次の対戦相手が決まった
カタール代表、デザートライオンだ」
壁山「どんなチームなんスか？」
春奈「このチームの特徴は、
疲れ知らずの体力と、あたり負けしない足腰の
強さを備えていることだそうです」
久遠「彼らと戦うためには、
基礎体力と身体能力の強化が必要だ。
カタール戦までにこの2点を徹底的に鍛えること
いいな？」
「「はいｯ！！」」
円堂「とは言っても…どんな練習をすればいいんだろう…？」
みんなでどんな練習をするか話し合いになった
豪炎寺「A、遅いな」
Aはまだ帰ってきていなかった
虎丸「あのぉ〜…すみません。
申し訳ないんですが、これで俺、失礼します」
そう言い、食堂から出て行ってしまった
栗松「あいつ、またでやんすか…」
綱海「なんであいつだけいつも帰っちまうんだ？」
風丸「さぁ…なんでだろうな…」
みんなは、虎丸の早退のことに気になっているようだ。もちろん俺も
目金「このままでは、チームの式に関わりかねません。
ここは調査すべきかと！(ｷﾗｰﾝ」
春奈「わかりましたｯ！！」
音無はいつの間にか探偵服になっていた
春奈「任せてください！キャプテン！
私、虎丸くんのことを調べてみます！！」
そう言って、食堂のドアを開けて駆け出そうとした＿＿
＿＿ﾄﾞﾝｯ!!!
なにやらぶつかる音がする
俺たちは慌てて廊下に出た
A「っ…いってて」
春奈「っっ……あ、Aさん！」
どうやら、音無はAと衝突してしまったらしい
春奈「ご、ごめんなさい！大丈夫ですか？」
A「うん、全然へーきー！」
ﾆｯと笑いながら立ち上がるA
豪炎寺「！
A、その顔…」
俺はAの顔を見ると、
左頬に四角い絆創膏が貼ってあった
A「え、あー…
昨日の帰り道顔面から転んじゃったんです(笑」
秋「ええ！？もう…気をつけてね？」
A「うん…！」
俺はAが見せた笑顔に違和感を持った
…本当に転んだだけなのか……？
A「…てか、春奈はなんで探偵服なの？」
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作者名：るぅ | 作成日時：2017年9月22日 19時
