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「今年も来たー！八美津文化祭！！」
「超楽しみ！」
「何が楽しみー？」
「そりゃ勿論…！！」
【ようこそ、八美津文化祭へ。
今年はミス・ミスターコンのファイナリスト男女合わせて16名の中から本日のグランプリを決定。
ミスコンの注目は八美津VS白女、ミスターコンは八美津VS華宮。
貴方の推しは誰？】
【私/僕に投票してね】
センターに立つ界と宙、Aと瑠璃の周りを蜜蜂が飛ぶという演出で流れたPR動画を見て歓声が起こる。
「どっちに投票する！？」
「ねー！！私圧倒的に高良Aちゃんかも！」
「あー、わかる。今のやつもめっちゃビジュアル高かった…」
「えー…私白女の子の方かなー。Aちゃんって単体で見るとたしかに可愛いけど、他に比べるとって感じじゃない？」
「それわかる」
「でもさ三浦くんと高良さんって付き合ってるんでしょ？カップル揃ってグランプリ取ったら萌えるよね！」
そう言って盛り上がる女子達の群。その近くをAが通り過ぎ、あまりのビジュアルの良さに口をあんぐりと開けて固まる。
「…待って前言撤回。あれは優勝でしょ…スタイル良すぎ…」
「顔ちっちゃいし良い匂いしたし！！？やばいって萌える！！」
「あんたさっきから萌えるしか言ってないじゃん」
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「Aちゃん！応援してます！！」
『ありがとー♡…お、その髪型可愛い。』
「え、/// あ、ありがとうございます…！」
そう言ってコンテスト用の握手会らしきものに参加しているAは、握手をしに来た女子の髪を崩れないように撫でる。
『投票、してくれるの待ってます♡』
「っは、はい！！！///」
握手会が始まって約1時間程。
流石に長時間すれば人足も少なくなってくるものだが、Aの列だけはいつまで経っても絶えることが無かった。
そんな中やっと出来た休憩時間、ペットボトルに入っている水を飲み干すA。
芹「大人気ね、A」
『んー？あぁ、なんかバイト先の華宮の先輩が宣伝してくれたらしくて。』
有難いよねー、と言いながら笑うAに、芹奈は思わず「余裕かい」とツッコミを入れる。
瑠「そんな態度取っていられるのも今の内じゃなーい？」
芹「…無視してな、A」
『…悪いけど圧倒的大差で勝ってるから何言われても屁でもない。』
瑠「…は、はぁ！！？」
『それに…界は結果がどっちに転んでも私を選ぶから。…ごめんね？』
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なたん(プロフ) - 更新楽しみにしています (5月14日 10時) (
レス) @page20 id: 6590863194 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 初めまして！界くんの夢主ちゃんへの愛がひしひしと伝わってきてとてもキュンキュンして読ませて頂いております！！次回の更新も楽しみにしています！ (2022年12月3日 15時) (レス) id: e9a63b31f5 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 続きを楽しみにしてます！ (2022年9月8日 12時) (レス) @page15 id: c5820b78bf (このIDを非表示/違反報告)
りおな(プロフ) - この物語面白いです‼︎更新楽しみにしてます‼︎待ってます (2022年8月5日 10時) (レス) id: 6ae3b63c2c (このIDを非表示/違反報告)
翔(プロフ) - 初めまして、界好きなのでありがとうございます。展開が面白いです。更新楽しみにしております。 (2021年12月19日 12時) (レス) @page19 id: c7d3164cef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：異端 | 作成日時：2021年10月24日 13時
