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「聞いたか、界！！お前の彼女！ミスコンで白女の女子と界を賭けて勝負するらしいぞ！！」
界「…は？」
司「あー…なんかそれ俺も聞いたかも。」
突然何を言い出すのだ、と言いたげな顔をする界に司が事の事情を大まかに説明する。
司「公開型文化祭が決まった日に白女の子が高良ちゃんに「勝負しろー」的なこと言ったらしいよ」
界「…何でそれに俺が関わんの」
「そんなのお前の事が好きだからに決まってんじゃねぇか！！」
司「…高良ちゃん、白女の人達に散々ボロカス言われたみたいだしね。落ち込んでないといいけど。」
界「…っ！？」
自分の知らない所でAがそんなことがあったのか、と界は目を丸くして驚いた。
それと同時に、待ち合わせをしたあの日のAの様子や屋上で話した時の様子を思い出し、居てもたってもいられずAの元へと走り出した。
．
．
羽「…Aちゃん。」
ミスコン参加者の輪から少し離れたところで座って遠くを見ているAに声をかける羽花。
ゆっくりと此方へ目を向けるAがあまりにも儚げで、思わず羽花は息を飲んでしまう。
『…羽花ちゃん、どうしたの？』
羽「あ、…あの、噂って本当なんですか？他校の女子生徒さんと勝負って…」
『うん。』
羽「何でですか、？だってAちゃん、いつも三浦くんは物じゃないって断るのに…」
『…ちょっと…色々あってね。』
羽「っ…話してください！話くらいなら、私にも聞けるから…。
いつも、…いつもAちゃんは私を助けてくれるから、私もAちゃんの力になりたい…」
そう言って羽花はAの身体を力強く抱きしめた。
何時のAはこんな消え入りそうな…寂しそうな笑みなんて浮かべない。そう思うと自然と腕に力が入るのがわかった。
『…分かった。話すから、腕解いて。』
羽「あ、ごめんなさい…」
『…華宮のサッカー部が八美津に来た日あったでしょ？…あの日の放課後にね…ーー』
それからAはぽつりぽつり、と言葉を繋げた。
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なたん(プロフ) - 更新楽しみにしています (5月14日 10時) (
レス) @page20 id: 6590863194 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 初めまして！界くんの夢主ちゃんへの愛がひしひしと伝わってきてとてもキュンキュンして読ませて頂いております！！次回の更新も楽しみにしています！ (2022年12月3日 15時) (レス) id: e9a63b31f5 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 続きを楽しみにしてます！ (2022年9月8日 12時) (レス) @page15 id: c5820b78bf (このIDを非表示/違反報告)
りおな(プロフ) - この物語面白いです‼︎更新楽しみにしてます‼︎待ってます (2022年8月5日 10時) (レス) id: 6ae3b63c2c (このIDを非表示/違反報告)
翔(プロフ) - 初めまして、界好きなのでありがとうございます。展開が面白いです。更新楽しみにしております。 (2021年12月19日 12時) (レス) @page19 id: c7d3164cef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：異端 | 作成日時：2021年10月24日 13時
