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クリスマスから、進路やバイトで光のような速さで年末年始やバレンタインが過ぎ、4月。
「憧れの八美津だーーー！嬉しい！！」
「三浦先輩いるかな！？」
「あ、あれ！高良Aさん！！」
「誰？」
「ミスコンの人だよ！！」
どうやら今日から新入生が入ってくるようで、辺りに初々しい一年生が緊張や喜びの表情を浮かべ歩いていた。
『はへぇー…今年も多いねぇ』
望「あんた何でそんな呑気なのよ」
『ん？』
望「今年も界目当てで入学してきてる子いっぱいじゃん」
『あー…』
確かに前方を歩いている界への視線や歓声が去年よりも更に多い気がする。
しかしその様子を見ながらAは鼻で笑い、『そこらの女に負けるわけないでしょ？』とドヤ顔を決める。
あ「Aー！！」
ゆ「もうクラス表見に行った！？」
『？まだだけど…』
羽「…毎年仲良しな人はクラスを別にされるらしくて…Aちゃんと別れたらどうしよう…」
『…ちょっと待って、私別にあんたたちと仲良くない』
「「「はぁ！？/え！？」」」
あ「あ、あんた！！私らずっと1年間一生いたのに！！」
『一緒に居たから仲良しって訳じゃないし…』
あ「…ありえない」
そう言って呆れてため息をつくあゆみ達に、声を上げて笑う望華と途中で合流した芹那は苦笑を浮かべた。
望「あんたまじで最高だわ！笑」
芹「…Aって基本皆に対してこうだから…」
あ「…なんか思い出した気がする」
中学のクラス分けの時も界が居ないところで、
普段一緒に居るグループの女子に同じようなことを言ってハブられていたAを思い出したあゆみ。
その時もAはケロリとした表情で行動していたのを見て、当時のあゆみはひたすら感心していた。
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あ「ぎゃーーー！！やっぱり！！」
ゆ「先生のバカ！！」
羽「！！あ、でもC組の男子見て！」
何かに気が付いたようにそう言って指さす羽花に促されその方を見ると、男子の欄に司と悟の名前が。
その瞬間2人の顔が一気に明るくなり、「寂しさ飛んだ」と呟いた。
羽「それに、今年もAちゃんと一緒で嬉しい！」
『…今年も羽花ちゃんのお守り』
あ「A、言い方…;;」
羽「ははは！今年もよろしくね、Aちゃん！」
『…よろしく、羽花ちゃん。』
そう言って羽花の腕を組むと、あゆみ達に『じゃ、』と声をかけ、新しいクラスの校舎へと歩いていった。
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続く (更新停止中)
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なたん(プロフ) - 更新楽しみにしています (5月14日 10時) (
レス) @page20 id: 6590863194 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 初めまして！界くんの夢主ちゃんへの愛がひしひしと伝わってきてとてもキュンキュンして読ませて頂いております！！次回の更新も楽しみにしています！ (2022年12月3日 15時) (レス) id: e9a63b31f5 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 続きを楽しみにしてます！ (2022年9月8日 12時) (レス) @page15 id: c5820b78bf (このIDを非表示/違反報告)
りおな(プロフ) - この物語面白いです‼︎更新楽しみにしてます‼︎待ってます (2022年8月5日 10時) (レス) id: 6ae3b63c2c (このIDを非表示/違反報告)
翔(プロフ) - 初めまして、界好きなのでありがとうございます。展開が面白いです。更新楽しみにしております。 (2021年12月19日 12時) (レス) @page19 id: c7d3164cef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：異端 | 作成日時：2021年10月24日 13時
