ver.中世古僚太 ページ17
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中世古「ご無沙汰してます。」
『お久しぶり〜。』
あの日から5年が経った2023年の冬。私は三鬼くんが継いだ旅館に来ていた。
壮磨「お〜！何やAも一緒やん。元気か？」
中世古「元気です。」
『壮磨も楡くんも元気そうやなぁ、安心したわ。』
そう、ザン高野球部のOB会があるから。壮磨も髪が伸びて、楡くん…はあんま変わってへん気がするけども。強いて言えば肩幅広くなったと思う、多分。
楡「大学卒業できそうなん？」
壮磨「留年？」
中世古「教員免許も取れそうです。単位危なかったっすわ！」
『ちょっとやめぇや。』
これはまた南雲監督いじっとるなぁと思い、笑いながら肘でつつく。
そして喋っている間に紅岡先輩、富嶋先輩、日沖先輩が到着。三人とも変わらんなぁと安心したり、富嶋先輩の娘さんを見せてもろたりしてる時やった。
壮磨「ていうか珍しいやん。Aと中世古一緒におるの。」
富嶋「何や付き合ってるん？」
『えっ、』
一番突っ込んでほしくなかったことを早速突っ込まれ硬直した。ちらっと横を見ると、
中世古「はい。付き合ってます。
ね、Aさん。」
『ちょっ…と〜…。』
僚太くんがニヤニヤしながら私を見ていた。
改めてみんなに言うん恥ずかしいから心の準備できるまで言わん約束やったやん…！！
紅岡「え、ほんまなん？」
楡「まじで言ってるん？」
富嶋「よう落としたな中世古…。」
日沖「こりゃAちゃんの保護者が黙ってへんで…。」
壮磨「何ですぐ言ってくれんかったん？報告くらいしてくれてもよかったやん。」
同じ野球部の仲間やし、友達だから言ってくれんかったのが不服なのか少しムスッとしながら言ってくる壮磨。
『だって〜…』
何か報告とか恥ずかしいし…実感がなかったというか〜…時間経ってますます言えやんくなって〜…ともごもごしていると。
中世古「すんません。うちのA、恥ずかしがり屋なもんで。」
富嶋「うちの…。」
紅岡「こいつうちのAて言うたで。」
『僚太くん！！』
調子に乗ってうちの呼ばわりしてくる僚太くん。すると次は、
楡「僚太くん…。」
壮磨「僚太くんって呼んでるんや…。」
『笑わんでもらえる？！』
日沖「ま、とりあえずおめでとうやな！ほら中入ろうや！」
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めぐろ(プロフ) - PEACE24LOVERさん» コメント、ご指摘ありがとうございます。大変申し訳ありません。ですが、私関西出身ではないため関西弁には詳しくありません。申し訳ないのですが、細かいところは見逃して欲しいです。今後ともどうぞよろしくお願いします。 (3月1日 19時) (
レス) id: 9f246dade0 (このIDを非表示/違反報告)
PEACE24LOVER(プロフ) - いつも、楽しく拝見しております。方言で少々。。。『婚姻届けまだ出してやんでしょ。』の『やん』？を『へん』へ直した方がいい感じの関西風になるかも思いますよ？ (2月27日 1時) (レス) @page28 id: d34d76b65e (このIDを非表示/違反報告)
めぐろ(プロフ) - 桃乃さん» 桃乃様、こちらこそありがとうございました。またリクエストなどございましたら、お気軽にお申し付けください。お待ちしております！ (2月6日 6時) (レス) id: 7a04dab64b (このIDを非表示/違反報告)
桃乃 - お忙しい中作ってくださりありがとうございます。とても嬉しいです。 (2月5日 19時) (レス) id: 998d463b69 (このIDを非表示/違反報告)
めぐろ(プロフ) - 桃乃さん» 桃乃様、コメントありがとうございます！もう少しで投稿予定ですので、どうぞご期待してお待ちください。 (2月4日 22時) (レス) id: 9f246dade0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐろ | 作成日時：2023年12月22日 22時
