激推ししてます、太宰さん！

太宰さんのエキス。 ページ8

国｢おい、太宰！相川！｣

国木田さんの名前を呼ぶ声が聞こえて、やっと正気に戻れました。
そこで私は腰が抜けてしゃがみこみました。
目に涙が張ってよく前が見えません。

太｢おっと。大丈夫かい？
(虎との対峙は)少々刺激が強かったかな。｣

『はい…かなり(太宰さんの過剰摂取は)…』



その後、国木田さんが太宰さんの渡した紙をピラリと見せながら、太宰さんへの文句を連ねます。
太宰さんの字は男性とは思えない綺麗な字でした。
ぽーっとその紙を見つめていると国木田さんがチラリとこちらを一瞥し、
｢後でやる｣と口を動かしました。



国木田さん……








…それ以上触らず、できるだけ太宰さんのエキスを残しておいてください。








そして非番のはずの皆さんと顔を合わせ、敦くんの探偵社入社が決定しました。


ここまでが敦くんの入社日の私と太宰さんとの接触日記です。

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