エピソード 1ー5 ページ11
「さあ、貴女の出番よ。衣食住を保証してほしいなら解決することね。」
私が後ろを振り向くと、大柄なアスリー先輩とグラッド先輩。後、小柄なイアン学園長がいた。
「なぁ、今失礼なこと考えたろ？」
...地雷だったか。私はイアン学園長から目をそらす。...私の出番ってどういうこと？
「どういうことって顔をしているわね、約束したじゃない！生徒の問題を解決することをね、今回はジスのことよ。」
ジス...。あぁ、シスフェニー先輩のことか！
「やっぱり、シスフェニー先輩見つかっていないんですか？不登校とかではなく。」
「えぇ、学園長から借りてジスの寮室に行ったのだけどいなかったわ。」
だよね...。私、ここ数日シスフェニー先輩見ていない、確か最後にみたのはええっと...。
「最後に奴を見かけたのは三日前、ナイトイレブンカレッジのヴィル・シェーンハイトと仕事をしたときだ。...そこで俺達は一つの仮説を立てた。」
―――――奴は誘拐されたのかもしれない―――――
えっ？なにその漫画やドラマみたいな展開、私推理できないよ？
「貴方、顔に出やすすぎでしょ...。まぁそれが本当なのよ、彼奴のユニーク魔法だと狙われやすいしね。」
「アスリーも狙われやすいだろう、俺は正直シスフェニーよりアスリーが心配だ。」
「あら、私は返り討ちに出来るからいいのよ。彼奴は出来ないでしょう、印が痛んで。それに皆愛称で呼んでいるのに名前で呼ぶのは貴方の一種の愛情表現じゃない、私を騙せるなんて考えない方がいいわよ。」
シスフェニー先輩のユニーク魔法は確か相手の願いを叶える魔法だった。確かに、誘拐されても可笑しくはない。というか、私はアスリー先輩とグラッド先輩のユニーク魔法が気になる。
「二人のユニーク魔法はどんな魔法なんですか？」
「お前の質問に答える気は毛頭な「グラッド、答えなさい。後の作戦会議に必要でしょう。」
アスリー先輩強いなぁ、グラッド先輩もアスリー先輩の言うことにはちゃんと聞くし。
「私のユニーク魔法は全ての液体と感覚を共有し操ることが出来るのよ、詳しくは後でね。次はグラッドよ。」
「...俺のユニーク魔法は魔法をかけた相手を幸せにできる魔法、詳しく言うと、相手にとってのハッピーエンドに導くことが出来る魔法。まぁ、シスフェニーのユニーク魔法の上位互換みたいなものだ。って言ってもシスフェニーの方が使い勝手はいいけどな。」
「一旦、作戦会議をするわよ。絶対にジスを助けるのよ！」
続く
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マチ - ぅぅぅぅぅ......面白い......僕のキャラが出てくるのはまだかまだかとワクワクして待ってますw (2020年9月17日 20時) (
レス) id: 9256472735 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - こるくさん» ありがとうございます！ (2020年9月17日 1時) (レス) id: cee1b25037 (このIDを非表示/違反報告)
こるく(プロフ) - ハルさん» 今、張り直ししています！ (2020年9月16日 23時) (レス) id: 0a74f75e2d (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - こるくさん» 出来たんですけど、プロフィールを貼り直す事って出来ますか？前にも言った通りログアウトしてしまったので、、、 (2020年9月16日 23時) (レス) id: cee1b25037 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - こるくさん» 出来ました！ (2020年9月15日 22時) (レス) id: cee1b25037 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こるく | 作成日時：2020年9月13日 11時
