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翌朝
「…おはよ。」
母「あら、早いじゃない？おはよう。」
「今日は早めに行こうと思って…」
母「そうなの？」
早めに出ればアイツとも鉢合わせしないし。
簡単に朝食を済ませ、家を出る。
「行ってきます。」
・
・
朝早く学校についた所ですることもなく、昨日やらずに放ったらかしにしていた宿題に手をつける。
あ、効率がいいかも？今度から宿題は朝学校ですればいいや！
とおバカな事を考えながら数学の問題を解く。
集中していると携帯が鳴った。
あー、マナーモードにするの忘れてた。
朝から誰だよと呟きながら携帯を見る。
着信の相手はチャニョル。
しばらくその画面を見つめていると電話が切れた。
ホッと安心したのも束の間でまたチャニョルから電話がかかってきた。
「…一体なんなんだよ。」
チャニョルはこの間から何が気に入らないんだろう。
それから2.3回着信が入ったけど全て無視。
すると電話は諦めたのか今度はカトクでメッセージが届く。
無視無視！見ちゃダメ！
宿題しなきゃ。
携帯の電源を切り、宿題に集中する。
しばらくしてくるとだんだん教室が賑やかになっていく。
ジニョン「あれーA早いね？珍しい。」
「ジ、ジニョン様ぁ！涙」
ジニョン「何、どした？」
「ココから全然分かりません！教えてください！ジニョン先生様！」
ジニョン「ココからって半分以上あるじゃん。」
半ば呆れながら丁寧に教えてくれる。
TM「あれ？Aいるじゃーん。」
するとテミンとちょっと機嫌の悪そうなジョンインがやってきた。
ジニョン「おはよ。」
TM「おはよー！ジニョン！それよりA、携帯は？」
「携帯？あるよ？」
KI「全然繋がらないだけど。」
不機嫌な顔したジョンインは発信履歴のページを私に見せる。
「？……あ！電源切ったままだ！ごめん！」
急いで電源を付けるとジョンインからの着信が何件か入っていた。
「ごめんね！ジョンイン！今日チキン奢ってあげるから！」
KI「はぁ、もう心配した。」
「ごめんね…でも今ねそれどころじゃないんだよ。」
KI「なんで？」
「宿題が終わらないの！」
TM「あ！俺もやってねぇ！」
ジニョン「ふふ、でしょうね。ジョンインは？」
KI「…やろうとはした。」
「つまりはやってないんでしょ。」
KI「うるさい。」
ジョンインが私の鼻をつまんで文句を言う。
ジニョン「ホラ！みんな急いで！」
「「「はーい…」」」
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作者名：ギュ | 作成日時：2016年2月23日 7時
